MUSICAL FEATURES
AXYSはステレオのクロスフェーダーを2基搭載し、クロスフェードの電圧コントロールも搭載したユーティリティモジュールです。
クロスフェーダーはXとYがあり、両方とも同じ仕様になっています。入力Aと入力Bはそれぞれステレオ入力となっており、下段のL側にのみパッチするとRにも同じシグナルが内部結線により入力され、モノシグナルもステレオとして取り扱うことができます。
クロスフェードバランスはノブ及びCVによってコントロール可能です。スイッチにより、XのクロスフェードCVへの信号をパッチングなしでYのクロスフェードCVとしても使用可能です。スイッチの位置とCVの内部結線の関係は次のようになります。
- スイッチ右: XCVがそのままYCVに内部結線によりルーティングされます
- スイッチ真ん中: 内部結線されません
- スイッチ左: XCVを反転してYCVにルーティングされます
ステレオクロスフェーダー1つを使用して、モノシグナルのパンニングも可能です。その場合は次のようにパッチします。
- パンニングしたいシグナルをマルチプルなどで分岐する
- 分岐したシグナルをAのLとBのRにパッチして入力
- AのRにダミーのケーブルをパッチし、内部結線でシグナルがルーティングされないようにする
こうすることで、入力シグナルがL/R OUT間をパンニングします