MUSICAL FEATURES
Arpitechtには16のスケールがあり、更にその中の音階の一部をマスクすることで、何百もの音階の組み合わせをノブやCVで設定することが可能です。まずSCALEノブで基本となるスケールを16の中から選択し、NOTESノブを動かすことでその中で実際に有効となる音階を更に絞り込むことができます。この時Rootスイッチを”Disable”にしておくとルート音階が出力音階に含まれません。選択されている音階の情報は、上部の鍵盤状に並んだLEDに反映されます。
Arpitechtにはスライド可能なアルペジエイターが搭載されています。STEPに入力したクロックから、RhythmノブやCVによって間引かれたリズムがアルペジオのリズムとなり、Gateジャックからゲートが出力されます。またSlide Rhythmによってそのリズムの中の一部にスライドをかけることができ、その場合出力ゲートは次のゲートと繋がって出力され、さらに出力ピッチはSlide Time分だけポルタメントがかかるため、すぐにリズミカルなアシッドベースを作ることも可能です。
ほとんど全てのパラメータがCVでコントロール可能なため、非常に柔軟な使い方が可能なクォンタイザー・アルペジエイターです。
マウスオーバーで各部の説明が表示されます