MUSICAL FEATURES
- -0~10ボルト, 0~5ボルト、-5~+5ボルトから選択可能な入力範囲をもった高精度なADコンバーター
- – 0-5Vの出力範囲を持った高精度なDAコンバーター
- – 入力CVを即座にクォンタイズするフリーランニングモードと、Clock Inへのトリガーによってクォンタイズする(サンプル&ホールド)トリガーモードを切り替え可能
- – 音階を記録するためのスケッチパッド機能
- – 他のTiptop機器とのデータやりとりや同期を可能にするSyncBusコネクター搭載
- – スケール選択はCVでもコントロール可能
- – トランスポーズやポルタメントなどをコントロールできるスライダー搭載
- – スケールの音階を選んだりそのまま鍵盤としても使用できる鍵盤ボタン搭載
- – メジャースケール、マイナースケールはボタンですぐに選択可能
- – ユーザーがエディットしたスケールはメモリーに24個格納できます
- – アップデート用のUSBポートを背面に搭載
基本操作
鍵盤ボタンはスケールの設定だけでなく、トランスポーズや単純な鍵盤としての使用も可能です。どのように使用するかは”KEYBOARD”ボタンを数回押して選択します。またスライダーでもパフォーマンスに役立つ多くの操作を行えます。どのような操作をするかは”SLIDER”ボタンを数回押して選択します
好きなスケールで使用する場合は、まずS1ボタンを押し、次に鍵盤ボタンのどれかを押します。これによってS1のバンクの中の12個のカスタムスケールの中の1つを選択したことになります。次に”Keyboard”ボタンを何回か押し、”Scale Edit”を選択します。その状態で鍵盤ボタンによって、出力したい音階を選択してください。出力される音階が緑のLEDで表示され、現在の音階が赤く光ります。
また電源を落としても設定やバンク内スケールが残るようにするにはセーブします。”KEYBOARD”ボタンを押してInput Rangeを選択し、Bの鍵盤ボタンを押せばセーブ可能です。
詳細な機能や設定オプションについては各部の説明を参照してください。
Interface
マウスオーバーで各部の説明が表示されます
レコーディング機能
QuantiZerには、スケッチパッドと呼ばれるレコーディング機能がつきます。Recordボタンを押してLEDが赤く点灯したらレコーディング開始です。レコーディング中は鍵盤ボタンをマニュアルで押すことで、入力クロックに応じてステップごとに音階が記録されていきます。記録が終わったら再度Recordボタンを押し、LEDを点滅させることで記録したシーケンスが再生します。シーケンスを最初から再生したい場合はResetボタンやResetシグナルを使用してください。
SyncBusで接続することで、Circadian Rhythms(CR)上のループと紐づけてシーケンスをレコーディングすることも可能です。まずマニュアルにあるようにSyncBusケーブルでCRとQuantiZerを接続します。同期をSyncBusで行うため、”KEYBOARD”ボタンを押してInput Rangeを選択し、Ebの鍵盤ボタンを押して同期をSyncBusに設定します。CRでBOSSボタンを2度押し、CRをQuantiZerのマスターとします。CRでループを設定してください。Recordボタンを押すと記録が始まり、自動で終了します。CR上のループが再生されると記録したシーケンスも再生されます。シーケンスはCRのループ内のプリセットと紐づけて記録されるため、CR上のあるプリセットを再生すると、ループ内でそのプリセットに対応した箇所のシーケンスのみが再生できます。