MUSICAL FEATURES
ディスプレイからは下記のような設定が可能です
- Setting: 下記に挙げたシンセシスモードの切り替え、各種モードでの設定を行います。例えばモーフィング系のモードでは、波形のバンクの変更(E350と同じ3種のテーブルバンクと、3種のユーザーバンクを使用可能)や、波形が移り変わる際のスムーズさの調整(Glitch)等が選択項目になります
- Waves: 現在の波形を表示します
- Lissajous Waves: OUT1と2から作られた2次元プロットを表示します
- Visual Displays: 2OP FMモードならスペクトルなど、モードごとに役に立つ情報を表示します
- Eye Candy: スクリーンセーバーなどで現れるようなちょっとした映像を表示します
- File: ユーザー波形のロードなどに使用します
- Frequency-Quantize: ピッチの12音階へのクォンタイズの有無を設定します
- Colors: スクリーンのカラースキームの変更です
- Patches: 各パラメータのアサイン等の設定の保存、呼び出し、リセット等を行います
- Mode Help: 今いるモードのヘルプが出力されます
- About: ファームウェアのバージョンや現在入力されているCV値がモニターできます
モデルの概要は以下の通りです
- MORPH: 隣り合うウェーブテーブル上の波形をクロスフェードさせることで滑らかなモーフィングサウンドを作り出すモードです。波形バンクをA/B/Cと3つもっており、バンクは設定から切り替えます。64個の波形は8 X 8のバーチャルな2次元のマス目に収納され、横方向をX, 縦方向をYで指定した波形がOUT1から出力されます。Zはマス目のテーブルを(1,1)→(2,1)→(8,1)→(1,2)→(2,2)→・・・→(8,8)とスィープし、OUT 2から”XY OUT”とは全く独立な波形を出力します(ピッチは共通です)。
- MORPH+PHS: OUT1はZで指定された波形、OUT2は同じ波形をXにより位相をずらして出力します。YノブがOUT2の出力のアッテヌバータ―となっており、外部のユニティミキサーでミックスすることで新しい波形が作り出せます。
- MORPH+Wfld: Zで指定された波形がウェーブフォルダーを通った音をOUT1と2から出力します。XがOUT1のフォールディング、YがOUT2のフォールディングをコントロールします
- Cloud: E340のようにデチューンしたオシレーター波形を8つまで重ねられます。波形はウェーブテーブルの中から設定で選びます。Xでデチューン量、Yでピッチを不安定にするカオス量、Zでカオスのバンド幅をコントロールします
- Cloud+MorphCloudモードと似ていますが使用する波形をZコントロールでモーフィングさせることができます
- 2Op FM: 2オペ―レーターのFMオシレータ―になります。モジュレーターの周波数比、FMの強さ(インデックス)、波形のモーフィング、それぞれをX,Y,Zでコントロールします
- Noise: ノイズオシレーターです。XとYで各出力からのデジタルノイズのタイプ、Zでフィルターのレゾナンスをコントロールします。Freqノブがフィルターのカットオフなどをコントロールします