MUSICAL FEATURES
INPUTに入力されたCVは、クロック(内部クロックまたはCLOCK INによる外部クロック)のたびにサンプルされ、その電圧がOUT1から出力されます。そしてクロックが入るたびに、それまでOUT1から出ていた電圧はOUT2から、OUT2から出た電圧はOUT3から、OUT3から出ていた電圧はOUT4から出力されるようにシフトします。
上の動作はDELAYコントロールが最低の1の場合で、DELAYコントロールを増やしていくと、次の出力に移るまでのクロック数を増やし、シフトを遅らせることが可能です。DELAYを上げてもOUT1からの出力は遅れず、クロックの度にサンプル&ホールドが行われます。シフトにのみ遅れが現れます。DELAYコントロールのレンジはスイッチで切り替え可能です。ディレイのレンジは、1をディレイなしとしてSH:1-8、MD:1-32、LG:1-511です。
入力にパッチされないときは、デジタルノイズが入力として内部結線されます。デジタルノイズはNOISEコントロールによって8つのスペクトルから選べ、CVコントロールも可能です。他にホワイトノイズ出力も持ち、NOISEコントロールの影響を受けません。
QUANTIZEスイッチをONにすると出力がクォンタイズされます。FLOWにセットするとサンプリングされず単純に入力がクォンタイズされ、同じシグナルを4出力から出します。
内部クロックのスピードRATE、DELAY、NOISEはCVでコントロール可能です。