MUSICAL FEATURES
Ultra-Perc(UP)は、多種多様なパーカッシヴサウンドのシンセシスに対応するアナログパーカッション・シンセサイザーです。UPは単体でユニークなシンセボイスとして機能できる為、UPはパーカッション・モジュールであると同時に、より複雑なサウンドデザインのためのシンセボイスやシグナルプロセッサーとしても使用できます。
また、UPは出力と外部信号を組み合わせる機能を備えます。外部入力を利用して、より高度な打楽器音を作成することも、UPをシーケンスやドローン信号を処理するツイン・ピークのレゾナントVCFとして使用することもできます。
- マルチモードフィルタリングとデチューンを備えるデュアル・レゾナントコア・トポロジー
- ボディとノイズのエンヴェロープを専用のダイナミクスコントロールでそれぞれコントロール
- 内蔵ウェーブフォルダーによるハーモニクス・エンハンスメント
- 広範囲のFMディケイ・エンヴェロープとバイポーラーFMアッテネーター
- 電圧でボディのトリガーディレイをコントロール
- マルチモード・ノイズVCF
- Noiseトリガー入力でノイズを独立してトリガー
- Noise VCA CV入力
- 外部入力によるミキシング、および外部信号の処理
- ボディの振幅から派生するダッキング出力
- ほぼすべてのパラメータを電圧制御可能
- 完全アナログ
HOW TO USE
UPは、BODYとNOISE、2つの信号生成セクションで構成されています。BODYとNOISEは、それぞれ独立して制御することも、様々な方法で組み合わせて使用することもできます。また、FM DEPTHを除くすべての機能が電圧コントロールに対応します。
Interface
マウスオーバーで各部の説明が表示されます
外部信号のミキシングとプロセッシングのためにEXT INが用意されています。これはパーカッション・サウンドの可能性を広げるだけでなく、UPをデュアル・コアのマルチモード・レゾネーター、ウェーブ・フォルダー、VCAとして使用することを可能にします。
プロセッサーとして使用する場合、各コントロールが2つの役割を持つことに留意してください。特にLENGTHは適用されるレゾナンスに影響を及ぼします。GAIN CVに可変DCオフセットCVをパッチして、信号のレゾナンスとサスティンをより柔軟に制御することができます。
例えば、LENGTHを最小に設定すると、レゾナンスとBODY VCAエンヴェロープの長さが減少します。サスティンとディケイも制限されるため、BODY BIASでこの減少を補正できます。短時間のエフェクトであればこれで十分ですが、より長いディケイや、低減されたレゾナンスと組み合わせ処理された信号で完全なサスティンが必要な場合があります。GAIN CV入力に正極のDCオフセットを入力し、処理された信号の長いディケイや長いサステインに十分なゲインを追加することができます。