MUSICAL FEATURES
Guillotineは、非対称ハードクリッピングを生み出す、1Uフォーマット/トゥルー・ステレオのディストーションです。並外れた増幅力を持つGuillotinは、ラインおよびマイクレベルをモジュラーレベルに引き上げることができるため、ギターやベース、マイクロフォンなどのアダプタとしても使用できます。
Guillotinは、最大25dBのゲインを持つ2チャンネルのハードクリッピング・ディストーションで構成されています。モノラル信号を処理する場合は、モジュールをセルフパッチして2つのチャンネルをチェーン接続することで、約50dBのゲインを得ることも可能です。
また、Guillotinは内部フィードバックの経路制御を備えており、チャンネル毎に異なるディストーション・サウンドを選択することができます。
HOW TO USE
Interface
マウスオーバーで各部の説明が表示されます
Colors
スイッチ上位置:High frequency emphasis
高周波の強調は、ゲインが増加するにつれて周波数が下がるレゾナンス・ピークをもたらします。ピークより上の周波数がわずかに上昇します。
スイッチ中央位置:Neutral
中央位置では周波数の強調は生じません。音色コントロールのない、通常のディストーションです。
スイッチ下位置:Low frequency emphasis
低域を強調すると、サウンドにわずかに共鳴する隆起が生じ、隆起より上の周波数が低くなります。ゲインが増加するにつれて隆起は下に移動します。
上のイメージはすべて、Krachモジュールのホワイトノイズと25%のゲインに設定されたGuillotinを使用して描画されたものです。
Routing
単一のモノ入力を使用する場合、Guillotinを直列にセルフパッチすることができます。 Out Lの出力信号をIn Rにパッチすることで、ゲインの量を倍増(約+50dBゲイン)すると同時に、音色コントロールの効果も倍増することができます。
直列モードで使用する場合、低いゲイン設定と特定のスイッチの組み合わせで自己発振させることも可能です。
Out LとIn Rの間に外部モジュールを入れることで、2つのディストーション・ステージ間で更なる処理を行うことができます。
また、Out RをIn Lに戻すとフィードバック・パッチを作成できます。ここでも同様にエフェクト等を追加し、スイッチ設定を実験することで様々な効果が得られます。