MUSICAL FEATURES
Mk2ではお互いに関連した4つの出力を持つようになり、精度やオーディオクオリティの面でもアップグレードされています。また1V/Oct以外の全てのコントロールジャックにアッテヌバーターがつきました。
主な特徴は以下の通りです。
- 中央のボタンにより、次の3つのモードを選べます: ADエンベロープ、サイクル(LFOやVCO用途)、ASRエンベロープ(サステインレベルは100%)
- 出力シグナルの時間レンジは3つからボタンで選択します。各モードのFrequencyノブのレンジは low (2 minutes to 2 Hz), medium (0.125 Hz to 32 Hz), high (8 Hz to 2kHz)となります
- アタックタイム・ディケイタイムの比率(SLOPE)やカーブの凹凸(SHAPE)、滑らかさ(SMOOTHNESS)の3つのノブ及びCVで波形を変形していくことが可能です
- 外部クロック入力にパッチすることで、エンベロープが一周する時間をクロックの周期の整数倍、整数分の1に同期することが可能です(1/16〜x16まで)。
- 4つの出力の関係は、右上のボタンで切り替えられます。SHIFT/LEVELノブ/CV入力は出力モードの違いで役割が異なります
- 異なる波形:もともとのエンベロープに加え、SMOOTH等の影響を受けない三角のエンベロープ、End of Attackゲート、End of Releaseゲートの4種類を各ジャックから出力します。SHIFT/LEVELはメイン出力のアッテヌバータになります
- 異なる高さ: 互いに同じ形状、但し大きさの異なるエンベロープ。SHIFT/LEVELは各出力間をクロスフェードしながらローテーションします
- 異なる位相: 同じ波形、同じ周波数ながら、互いに異なる位相のエンベロープやオシレーターシグナルを出力します。SHIFT/LEVELは位相のズレをコントロールします
- 異なる周波数: 同じ形状ながら異なる周波数のシグナルを4つのジャックから出力します。各周波数は基本となる周波数の整数倍または整数分の1になるため、VCOとして使用時には各出力はハーモニックな関係にあります(純正律)。SHIFT/LEVELは各出力間の周波数比をコントロールします