MUSICAL FEATURES
Quad VCAは、ユニークな機能を持った4チャンネルのアナログVCAミキサーです。
Quad VCAの各チャンネルには独立したシグナル入力とCV入力、シグナル出力があり、CH2〜CH4はCH1にノーマライズされています。各チャンネルのレベルとCVモジュレーションを調整するには、SELECTボタンで任意のチャンネルを選択、OFFSETノブでゲインのオフセットを、ATTNノブで適用するCVの量や向きを設定します。
SCANスイッチを右にスライドするとSCANがオンになり、パッチングによって変わる2つの機能にアクセス出来ます。信号を4つとCVを1つ入力、ミックス出力をモニターすると4:1のSCANに。またはCH1のシグナル入力とCV入力にだけパッチすれば最大4つの出力先をスキャンするPANとして機能します。
同社のシーケンサーVarigate 4+や8+をお持ちの場合、Remoteスイッチをオンにする事でチャンネル毎のレベルやCVモジュレーションの量といった情報を複数保存/呼出する機能が有効になります(Varigate 8+では100、Varigate 4+では16のプリセットを保存可能)。オーディオだけでなくCVも扱えるため、パッチングの可能性が広がります。他にも次のような特徴があります。
- オーディオとCV、どちらも処理可能な独立した4つのシグナル入出力とミックス出力
- 4つのバイポーラーCV入力(最大+/-10V)
- 4:1のスキャニングやパンニングを可能にするSCANモード
- チャンネル毎のオフセットとリニア・アテヌバートコントロール
- 作成したプリセットはRemote機能によりVarigate+シリーズへの保存が複数可能。
- チャンネル毎にMUTEボタンを装備