JACKS and KNOBS
MUSICAL FEATURES
Inputs
FXDfのフィルター特性は6dB/Oct(1Pole)と12dB/Oct(2Pole)の2通りありますが、これはどちらのインプットジャックにシグナルを入力するかで決まります。6dBインプットはマイルドで原音のキャラクターが残りますが、12dBインプットはよりレゾナンスが利き、特徴あるサウンドになります。またこれらのインプットは入力される音量で歪みや音色が変わるため、インプット前にVCAなどを使って音量変化をつけていると、豊かな音色変化を得ることもできます。また2つのインプット両方にシグナルを入力していると2つはミックスされますが、歪み等の影響で単純なミキサーとは違う混ざり方をします。6dBのフィルター出力は位相が原音と逆になるようにデザインされているため、原音とミックスするとその帯域の音量を下げることが可能です。(もちろん反転できるミキサーを使うこともできます)
Outputs
6つの出力のカットオフ周波数は78Hz,198Hz,373Hz,692Hz,1411Hz,3000Hzです。各出力はミキサーで混ぜてEQのように使用したり、別々のプロセスを通したりして使うことも可能ですし、さらにVCAを組み合わせて各周波数成分をダイナミックに動かすこともできます。また6つの出力は基盤裏の10ピンヘッダーを介しても取り出せるため、 RxMxのヘッダーと接続することで、パッチングなしでFXDfのシグナルをRxMxの入力とすることができます。(接続の仕方はマニュアル 内の写真をごらんください。