MUSICAL FEATURES
DPOは、FMやウェイブシェイピングなどの音色合成の機能を大量に内蔵し巧みにルーティングした、デュアルフルアナログオシレーターです。Buchla259などからの大きな影響を受けつつも、たくみなルーティングやコアの振る舞いなどで新しいキャラクターも獲得したモンスターオシレーター!
FM
FMは、VCO AとVCO BにそれぞれEXP/LINという異なる目盛りのFMインプットがあり、ここにパッチングして行うことも可能ですし、パッチングしていない場合には、VCO AにはVCO Bによる、VCO BにはVCO AによるFMがかかります。その強さは各VCOの白いアッテネータノブでコントロールし、FM Busコントロールではそのオシレーター同士が掛け合うFMの「マスターの」強さをコントロールし、CVコントロールも行うことができます。このようにあらかじめ内部結線されて巧妙なFMルーティングにより、即座に複雑なFM音を作ることができ、さらにFollowパラメータやLockモードなど、FM音を更に磨き上げることのできるコントロールも備えています。
Waveshaper and Mod Bus
DPOはVCO AとVCO Bがあり、ShapeやAngle、FoldといったウェーブシェーピングはVCO Bに対して行われます。またそれらのシェーピング手法は、各CVインプットにパッチングしていない場合には、MOD BUSでのモジュレーションがかかるように内部結線されています。MOD BUSが提供するモジュレーションは、EXT SRCインプットにパッチングしていない場合にはVCO Aのサイン波となります。
マウスオーバーで各部の説明が表示されます
DEMO
- より詳細な解説。16分くらいからSTRIKEインプットにトリガーパルスを入力して音をゲートしているのも面白いです。
MakeNoise DPO from James Cigler on Vimeo.