MUSICAL FEATURES
- 二つのオシレーターが独立してVCO、LFO、またはランダムジェネレーターとして設定可能
- VCOモードの特徴
- 10オクターブにわたるV/Octトラッキングとオクターブ選択
- ゼロクロスおよびリニアFM
- サブオクターブ出力
- ハード&ソフトシンク
- VCAコントロールおよびCVによるアルゴリズム選択
- 様々なスケールのクオンタイザー
- アルゴリズムに基づく以下のような20のシンセシスタイプを搭載:
ウェーブシェーピング/位相変調 /複数の波形の位相コントロール /チューニング可能なユニゾンで最大5つの重ね合わせたオシレーター /ファントムオシレーターによるセルフシンク /加算合成(7波形) /可変ビットリダクション(ビットクラッシング) /自身の2ndオシレーターによるリングモジュレーション /LPF、BPF、レゾナンスフィルター付きノイズ - LFOモードの特徴:
- 同時信号およびトリガー出力
- 外部波形同期
- クロック制御レートと電圧制御マルチプライヤー&ディバイダー
- CVおよびノブによる出力レベルのコントロール
- 選択可能な波形を持つアルゴリズムベースの波形エンジン:
ウェーブシェイピング /位相変調 /ランダムなレベル/ベクトル /ランダムに配置されたトリガーや波形 - コンテキストに沿ったアイコンやリマインダー的なヘルプテキストを備えたディスプレイ
- 実際のパラメータ値とノブ位置が異なる場合はLEDで表示します
- 電源投入時は前回の設定をロードします
- オーディオファイルの流し込みによるファームウェアアップデート
How To Use
Interface
マウスオーバーで各部の説明が表示されます
Twin Waves Mk2では、上部のノブやボタン、エンコーダーなどはOSC1と2で共通で使用します。下部のジャック部は、Sync/Clkジャックのみ共通で、あとは左側2列がOSC1、右側1列がOSC2用の入出力ジャックとなります。共通部分の操作子がどちらのOSCをコントロールするかは左上のOSC2ボタン脇のLEDで確認してください。OSC2を設定したい場合はOSC2ボタンを押してLEDを点灯させます。
設定するオシレーターを選択すると、VCO/LFO別に用意された多彩なアルゴリズムを、ロータリーエンコーダーのプッシュ→回転→プッシュの操作によって選択します。 アルゴリズムはディスプレイにも表示されます。ロータリーエンコーダーは、アルゴリズム固有のパラメータのコントロールにも使用します。
OSC1と2共通の操作子については、ノブ位置と実際のパラメータの値がずれることがありますが、その場合は横のLEDが点灯せず、ノブが実際のパラメータ位置を通過するまでパラメータが変化しません。ノブが実際のパラメータ位置に到達するとLEDが点灯し、スクリーンにもメッセージが表示され、ノブでパラメータがコントロールされるようになります。
Param1にはOSC2の出力が、Param2にはOSC1の出力が、Sync/ClkにはOSC1の矩形波出力が内部結線されており、パッチングなしでそれらの信号でParam1/2をモジュレーションしたり、同期用クロックに使うことなどが可能です。
LFOモードの時はFineピッチノブが出力LFOのアッテネータとして機能し、OSC2のLFOからOSC1のVCOへのモジュレーションをかける際にも便利です。
Algorithms
VCO Algorithms
LFO Algorithms
Firmware Update
モジュールの現在のファームウェアリビジョンを知るには、Osc2ボタンとSyncボタンを同時に押します。
ファームウェアアップデート手順は次の通りです。
- オーディオ再生デバイスのヘッドフォン出力とTwin WavesのFM/AM入力との間にモノラルまたはステレオケーブルを接続します。
- オーディオファイルの再生を準備します。
- 再生レベルを3分の2に設定します。
- モジュラーケースの電源を入れる際に、Osc2ボタンとSyncボタンを押しながら電源を入れるか、電源を入れた直後(最初の半秒以内)にこれらのボタンを押します。
- 緑と青のLEDが点滅します。
- オーディオファイルの再生を開始します。
すべてが正常に進行した場合
- 緑のLEDが点灯し続け、青のLEDが点滅します。
- 数秒後、表示がドットで埋まり始めます。
-
表示がいっぱいになると、
o アップデートの成功を確認するメッセージが表示されます。
o 両方の青いLEDと緑のLEDが点滅します。 - エンコーダーを押してモジュールを再起動します。
音量が低すぎる場合
- 赤いLEDが点灯し続け、2つの青いLEDが点滅します。
- オーディオ再生を停止します。
- オーディオ再生レベルをわずかに上げます。
- エンコーダーボタンを押し、緑のLEDが点滅します。
- オーディオ再生を最初から再開します。
再生中にエラーが発生した場合
最初から音量が大きすぎた可能性があります。その場合はLEDのフィードバックはありません。音量を大幅に下げて手順をやり直してください。
再生エラーは、以下のような様々な雑音の原因によることもあります:
- ケーブルに触れる
- 電話やコンピューターの音声生成機能を使用する
- オーディオ再生に影響を与える省電力機能
- 周囲の騒音の多いモジュール、電気的な接地が悪い、またはモジュラー電源のノイズ