MUSICAL FEATURES
Grainityは、アナログVCFの世界にこれまでにない新しい独自のコンセプトをもたらします。オーディオ経路は完全なアナログのフィルタリングに基づいているものの、Grainityはサブハーモニクス、ハーモニー、ユニゾン、フランジング効果、そしてフォルマントフィルタリングを同時に作り出してサウンドを拡張し豊かにします。
このモジュールには、グラニュラーフィルターと典型的なマルチモードフィルターの2つのセクションがあり、それぞれに独自の出力があります。3つ目の出力は両方のフィルターパスのミックスを提供します。数多くのコントロールとCVにより、非常に広い範囲の結果を得ることができます。
- 独特なグラニュラーVCFのコンセプト
- 100% アナログのオーディオパス
- グラニュラーVCFとマルチモードVCFの2つの同時フィルターフローと個別出力
- 両フィルターの出力を専用の出力にミックスする機能
- 2つのフィルター間で位相反転スイッチングが可能
- 共有された周波数とレゾナンスコントロール
- 様々なタイプとポールを持つマルチモードフィルター
- 自己発振機能
- ユニークなコントロールを持つグラニュラーフィルター:
o あらかじめ定義されたリストからの構造選択
o グレインの長さを延ばすための分割
o サイクルの点の位相設定
o サイクルのトラッキングとオフセット調整 - オーディオ入力とは別のサイクリングのための検出入力
- 7つのCV入力
- 電源サイクルを通して現在の設定を維持
- 単純なオーディオファイルを使ったファームウェアのアップデート
What is granular filtering?
Grainityのグラニュラーフィルターセクションでは、入力されたオーディオは内蔵のアナログのフィルターに常に送られますが、入力されている波形の電圧が0Vをクロスするたびに通すフィルタータイプを変更してシーケンスすることで音色を作ります。フィルタータイプがオーディオレートで変化し続けるので、一般的などこかの周波数をカットするようなフィルターのようには聞こえず、どちらかというと倍音を増やしたり、グリッチーな音を作るのに向いています。
ステップされるフィルターの組み合わせをStructureと呼び、これを変更・CVコントロールすることも可能です。基本的にステップは波形のゼロクロスごとに進みますが、パネル左上のPhase/Freqノブを上げることでステップのタイミングをゼロクロスからずらしたり、TrackボタンをOnにすることでゼロクロスではなくデジタル的に計測した入力信号のピッチからステップのサイクルを割り出し、それを左上のPhase/Freqノブでずらすことも可能です。
How To Use
Interface
マウスオーバーで各部の説明が表示されます