MUSICAL FEATURES
メインとなる3チャンネルは、オーディオ処理に適したエクスポネンシャル・レスポンス特性を持ちますが、シグナル・パスは全てDCカップリングでデザインされており、CVも処理することが出来ます。
Mix 3の特筆すべきは3つのCV入力でしょう。これらは各チャンネルのシグナル・レベルの電圧制御を可能にしますが、増幅はユニティ・ゲインを超えて+20dbまで到達します。CV入力を使用した場合は、各チャンネルのノブはCVのアッテネータとして機能します。
Mix 3は対称的にクリップするため、奇数倍音のみを含むピュアなオーバードライブサウンドを生み出します。トリプル・VC・ディストーションのようにも機能するでしょう。
モジュール最下段にはD INとラベルされた4つ目のシグナル入力があり、メインの3チャンネルと同様にこちらもDCカップリング仕様ですが、ここへの入力シグナルの波形は反転されてミックスされます。隣のLEVEL入力はモジュールの最終出力レベルをCVコントロールします。
また、最終出力レベルはモジュール背面のジャンパーにより-20dbも選択でき、ラインレベル機器への直接接続を可能にします。