MUSICAL FEATURES
- Scope: XとYへの入力を同時に表示可能なオシロスコープモード
- X-Y: XとYへの入力を2次元に表示するXY描画モード
- Tuner: XとYへの入力を周波数、または音階で表示するチューナーモード
入力はDCカップリングなのでCVも入力可能。-10V~10Vの範囲の電圧が入力できます。入力は出力ジャックへそのままバッファされます。時間の範囲は一目盛当たり10マイクロ秒~10秒、電圧目盛の範囲は一目盛当たり0.5V~10Vで設定可能です。
Quick Guide
基本のScopeモードでは、エンコーダーは表示オプションの設定に使われます。エンコーダーを押すことで以下の3パラメータを順番に表示、エンコーダーを回して値を設定できます
- CH 1: CH1の縦軸(電圧)のスケールを設定します
- CH 2: CH2の縦軸(電圧)のスケールを設定します
- T: 横軸(時間)のスケールを設定します。10マイクロ秒ではCH1のみ表示可能です。また時間分解能とアンチエイリアスフィルターの関係により、10マイクロ秒の範囲で波形は不正確になります
Scopeモード以外の表示モードは、エンコーダーを1秒以上長押しして設定します。エンコーダーを長押ししてアドバンスセッティングモードに入ってください。以下の項目から設定したい項目をハイライトしてからエンコーダーを押しながら回し、設定値を変更します。
- SCOPE: 表示タイプをScope/X-Y/Tunerモードから切り替えます。Tunerモードでは2つの入力の周波数や音階を表示します。Hzと音階の表示切替はTunerモードでエンコーダーをプッシュして行います
- TRIGGER Source: 表示のリセットに使うトリガーを切り替えます。トリガーなし、CH1または2シグナルの上昇端または下降端をトリガーソースから選べます
- TRIGGER Detection Level: リセットを起こすトリガー閾値を設定します
- CH1 Offset: CH1の波形表示を上下にずらします
- CH2 Offset: CH2の波形表示を上下にずらします
- Grid Display: 目盛り表示の有無を切り替えます
Firmware Update
ファームウェアアップデートの手順は次の通りです。
- モジュールの電源を落とします
- モジュール背面からコンピュータにUSBケーブルを接続します。
- Intellijelのページからダウンロードしたアップデータを開き、モジュールとバージョンをドロップダウンから選択肢します.
- エンコーダーを押しながら、モジュールの電源を再び投入します
- アップデータの下部にあるUpdateボタンを押すとプログレスバーが始まり、最後に“Update completed successfully”というメッセージが表示されたらアップデート終了です
- モジュラーを再起動すれば新しいファームウェアで動作します