MUSICAL FEATURES
uScaleは対応する鍵盤ボタンをクリックしてLEDを点灯させることで、アウトプットされる電圧がその鍵盤の音階に対応した電圧に寄せられます。複数の鍵盤を押すと一番近い有効な音階に寄せられます。 入力は0-10Vの10オクターブにわたるCVに対応します。クォンタイザーの機能は16bitのコンバーターを使用しているため、ピッチの誤差は1/2000オクターブ以下と非常に小さいです。また選択した音階のLEDが赤く点灯し、出力されるピッチがどの音階を通ったかはLEDが緑になるためとても分かりやすく操作できます。また1バンクに12のプリセットを保存でき、全部で12バンクあります。5つのバンクには最初からスケールのプリセットが用意されています。
INTERVAL & SHIFTで2つのメロディを生成
uScaleはアウトプットがAとBの2つあり出力Aから一定の音階だけ離れたメロディーをBから出力できる(インターバル)だけでなく、もとの入力CVにShiftインプットへのCVを足したメロディーも同時に作り出せます。それらは完全に独立したフレーズにも、関連しあったフレーズにもすることができます。
Jacks & Knobs
Button & LED
このボタンを押し、LEDが点灯してアクティブになった音程の電圧のみが出力されます。1番上がC(ド)、一番下がB(シ)となります。また長押しで各メニュー項目を設定できます。詳細は下をごらんください。
1V/Oct Input
クォンタイズされる電圧信号を入力します。
Shift Input
入力信号をそのままクォンタイズした信号の他に、uScaleではここに入力された電圧を1V/Octの入力電圧に足してクォンタイズしたシグナルも生成されます。
出力先は、[MENU]長押し→SHIFT TARGETでA、B、AとBが選べます。
また[SCALE]2秒長押しすることでこのインプットをスケールのルートの変更に使用することもできます。シフト電圧を加えるタイミングも、スケールを通る前後等を設定で選べます。
上のスイッチは、音程を上げる方向のみに限定するか下げる方向も含めてシフトさせるかを選択します。
Output A
クォンタイズされた電圧シグナルを出力します。
Output B
指定した音程(インターバル)だけシフトしたピッチ電圧を出力します。インターバルは[INTRVL]長押しから設定します。
Intervalでの設定値がどう影響を与えるかは設定([MENU]長押し→B-MODEセクションから設定)によって様々です。決まった度数だけシフトすることもできますし、設定しているスケール内だけでシフトさせることもできます。