MUSICAL FEATURES
Tetrapadは多用途で使える感圧式の多次元コントローラーです。4つのパッドは、タッチされている箇所の垂直方向の位置と圧力を関知し、電圧に置き換えて出力します。
Tetrapadは様々のモードで動作可能です。9つの操作モードと1つのグローバル設定モードがあり、白いモードセレクションボタンを押し、4つのエンコーダーのうちどれかを回していくことでモードを選択し、もう一度モードセレクションボタンを押して戻ります。各モードごとの設定は全て電源を切っても記憶されています。8つの出力からどのようなシグナルを出力するかはモードごとに異なります。
- Mode 1: Faders Mode – このモードでは、フェーダーの縦位置と圧力に応じた電圧を4チャンネル分出力します。
- Mode 2: Voltages Mode – このモードでは各パッドを上下2つに分割し、計8つの出力に異なる電圧をアサインすることができます。8つの出力アサインした電圧のセットはプリセットとして8つ記憶できます。
- Mode 3: Keyboard Mode – Tetrapadを8鍵キーボードにするモードです。このモードでは各パッドの上下が分割されます。パッドを押すとゲートも出力され、また位置や圧力情報も出力可能です。
- Mode 4: Custom Keyboard Mode – 各鍵盤の出力をマニュアルでアサインする8鍵キーボードモードです。ビルトインされたスケールに依らずに細かく出力を設定可能です
- Mode 5: Drum Mode – このモードでは4つのドラムパッドとしてTetrapadが機能します。各パッドはゲート出力に加えて叩いた位置情報に応じたCVも出力します。
- Mode 6: LFO Mode – 4つの独立したLFOを出力するモードです。圧力に応じたCVも出力可能です
- Mode 7: Switches Mode – Tetrapadは8つのスイッチパネルとなり、トグルスイッチ、またはモメンタリースイッチとして使用可能です
- Mode 8: Chord Mode – このモードでは各パッドごとに4ノートのコードをメモリーし、パッドを押すと4つのノートに対応したピッチCV、ゲート、トリガー、位置、圧力CVが出力されます。コードライブラリーからコードを選択し、ルートや転回などの設定もできます。
- Mode 9: Custom Chord Mode – コードライブラリー等を使わず、直接各音階を指定してコードを出力させるモードです。
- Mode 12: Global Configuration - Tetrapadの圧力の感度を設定するモードです
DEMO
Firmware Update
ファームウェアアップデートの手順は次の通りです。
- モジュールの電源を落とします
- モジュール背面からコンピュータにUSBケーブルを接続します。
- Intellijelのページからダウンロードしたアップデータを開き、モジュールとバージョンをドロップダウンから選択肢します.
- フロントの白いボタンを押しながら、モジュールの電源を再び投入します
- アップデータの下部にあるUpdateボタンを押すとプログレスバーが始まり、最後に“Update completed successfully”というメッセージが表示されたらアップデート終了です
- モジュラーを再起動すれば新しいファームウェアで動作します