MUSICAL FEATURES
TeteはTetrapadの動きをキャプチャー・保存し、ループやシーケンスを行うことができるエキスパンダーモジュールです。クロックとの同期やモジュレーション機能を生かし、様々な変化をつけていくことができます。
Teteを装着したTetrapadでは、Teteがマスターのモジュールとなり、Tetrapadがそのコントロールサーフィスとなり、単体の時とは異なる動作をします。モードは次の3つがあり、そのどれかで動作します。
- Voltages Mode: 8つの出力電圧の組み合わせを最大16のTetrapad上のグリッド上から選択するモードです。どのグリッドを選択するかを記録し、その動きを後でループすることも可能です。またTeteのCV入力をアサインすることでグリッドのX/Y座標をコントロールし、デカルトシーケンスを行うことができます。出力CVにスルーを通し、変化を滑らかにすることもできます。
- Notes Mode: コードやスケール、キーボードを使ってシーケンスやループを作ることができるモードです。グリッドは4/12/16音階に分割でき、ループやトランスポーズ、コードの転回などをCVでコントロールし、リアルタイムに変化をつけていくことができます。シーケンサーモードでは各ステップはタイ、休符、または25/50/75%の長さのゲートとして設定できます。この機能を使うことでとても早く直感的に音楽的なコードシーケンスを作ることができます。
- Combo Mode: 8出力はそれぞれ個別にフェーダー(ユニポーラー/バイポーラ―), クロスフェーダー, ユークリッドシーケンサー, トグルスイッチ, LFOのどれかにアサイン可能で、全ての動きが(ステップ上ではなく)連続的に記録され、ループされます。
その他以下のような特徴があります。
- Step RecordingではTetrapadのパフォーマンスを256ステップまで記録可能
- Tetrapadのパフォーマンスをリアルタイムに連続的に記録可能。時間はmicroSDのサイズによってのみ制限されますが、Teteのインターフェースで快適にコントロールできる記録時間は5分程度です
- タッチを検知して記録を開始するスマートなオーバーダブ昨日
- 他のモジュールとの連携に便利なトランスポートコントロール
- 3つのCV出力はユーザーによってシグナルをアサイン可能です。例えばA CV出力をポジションにアサインすると、ループやシーケンス内の位置を示す電圧が出力され、Planar2などとの連携に便利です
- アッテヌバータつきの3つのCV入力はユーザーによってモジュレーション先をアサイン可能です。また2つのゲート/トリガー入力、クロック入力もアサイン可能です。
- 内部クロック、外部クロックどちらでも動作し、どちらの場合でもクロックディバイドやマルチプリケーションも可能です
- スクリーンによって内部の状態が簡単に確認できます
- パッドを2,3,4分割できるため、最大16の電圧バンク(Voltageモード)や、16の音階(Noteモード)まで選択可能です
- 各モードにつき99のプリセットが使用でき、全てのパラメータやモード、CVアサインが記録されます
- 電源を投入すると最後の状態が自動で呼び出されます。ルーパーやシーケンサーが動作している間のみ状態を自動で保存しないのでご注意ください
Firmware Update
ファームウェアアップデートの手順は次の通りです。
- モジュールの電源を落とします
- モジュール背面からコンピュータにUSBケーブルを接続します。
- Intellijelのページからダウンロードしたアップデータを開き、モジュールとバージョンをドロップダウンから選択肢します.
- SETUPとREC (•)ボタンを押しながら、モジュールの電源を再び投入します
- アップデータの下部にあるUpdateボタンを押すとプログレスバーが始まり、最後に“Update completed successfully”というメッセージが表示されたらアップデート終了です
- モジュラーを再起動すれば新しいファームウェアで動作します