MUSICAL FEATURES
ロジックタイプはAとBのブロックごとに設定可能です。SELECTボタンでブロックA/Bを切り替え、TYPEボタンでロジックタイプを選んでください。LEDによって選択されたロジックを示します。またロジックタイプは-5Vから5VのレンジのCVによって電圧コントロール可能です(高い電圧ほど、LEDで右側寄りのロジックを選択します)。その他以下のような特徴があります。
- X,Y,Zの3つの入力を持つロジックブロックが2つあります。入力Zは入力Yに、入力Yは入力Xに内部結線されているため、1入力、2入力のロジック操作も行えます。
- ロジックタイプはブロックごとに選択でき、かつ電圧コントロール可能です(アッテネータ付き)。
- ロジックブロックAの入力X及び入力YはブロックBの入力X/Yに内部結線されています。またBの出力はトグルフリップフロップの入力として内部結線されるようジャンパーによって設定されています(ジャンパーにより変更可能)。
- T型フリップフロップはトグル状態をマニュアルでトリガーするためのプッシュボタンがあります。またトリガーボタンを1秒間押し続けるとトリガー入力が無効になり単純なタップクロックになります。
- T型フリップフロップの出力はD型フリップフロップのクロック入力に内部結線されています。またD型フリップフロップの出力の逆(NOT)がD型フリップフロップの入力に内部結線されています。この2つの内部結線により、デフォルトではD型フリップフロップセクションはトグルとして機能し、T型フリップフロップと組み合わせることで/2や/4のクロックディバイダーになります。
- ロジックセクションの設定はTYPEまたはSELECTボタンを1秒長押しすることでロード・セーブ可能です。
- モジュールはオーディオレートでも動作します。
マウスオーバーで各部の説明が表示されます
Details
各セクションの機能の詳細です。
Logic Operation
Flip Flop
Plog右側上部はT型フリップフロップ、右側下部はD型フリップフロップです。T型フリップフロップは、入力にゲートONが入るたびに、出力のHIGH/LOWが切り替わります(ラッチング)。このため/2のクロックディバイダーのように動作します。D型フリップフロップでは、クロックがOFFからONになるたびに、出力のON/OFFが入力のON/OFFと揃います。クロックのない時間帯はその出力が保持されます。PlogのD型フリップフロップは、クロック入力にはT型フリップフロップの出力が、入力にはD型フリップフロップ自身の出力の逆(NOT)が内部結線されています。この2つの内部結線により、デフォルトではD型フリップフロップセクションはトグルとして機能し、T型フリップフロップと組み合わせることで/2や/4のクロックディバイダーになります。