MUSICAL FEATURES
Intellijel DesignsのMIDI 1Uシステムは、お手持ちのコンピュータやモバイル、またはハードウェア・デバイスからのMIDIでのユーロラック・モジュラーのコントロール、および同期に必要な全てを合理的に実現します。MIDI 1Uモジュールの主要機能のいくつかは、フロントパネル上の2つのボタンで素早く設定変更が可能で、Mac/Winに対応するIntellijel Configアプリを利用する事で完全な環境設定も提供されます。高い接続性、機能セット、拡張性をコンパクトサイズで実現するMIDI 1Uシステムは、モジュラーと外部ギアを統合するのに理想的なソリューションです。
HOW TO USE
重要:MIDI 1Uモジュールの基板には2つの異なる10ピンのコネクタがあります。1つは電源に接続し、もう1つはお手持ちのケースまたはMIDI IN Jacks 1UモジュールのMIDI/USB端子へと接続します。電源を接続する際には、下の画像を参考にPOWERとラベルされたコネクタへ接続し、電源投入前に再確認する事をお勧めします。
本機とユーロラック電源との接続やMIDI IN Jacks 1Uとの接続、7U CaseおよびPalette Caseとの接続、CVxエキスパンダーとの接続方法の詳細はマニュアルをご参照ください。
IntellijelのMIDI 1Uシステムを構成する要素はいくつかあり、それらの連携によってユーロラック・モジュールに柔軟でプログラム可能なMIDI to CV変換を提供します。システムは2つの必須コンポーネントと1つのオプション・コンポーネントで構成されます。
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MIDI 1U Module: 本機、14HPの1Uモジュールは、接続された外部MIDI入力コネクタ(7U Case, Palette Case, MIDI IN Jacks 1U)からMIDI情報を受信し、(初期設定で)Pitch, Velocity, Mod, CC, Gate, Trigger, Clock, Resetのメッセージを抽出、比例電圧を各3.5mmジャックへと送信します。用途に応じて、CCジャックとModジャックはチャンネル・アフタータッチまたは高解像度CCに応答するように構成可能で、ResetジャックをRunジャックとして構成する事も出来ます。
また、MIDI 1Uは代替のDual Modeを備えており、ClockとReset機能は保持しつつ、残りの6つのジャックを利用して2つの異なるMIDIチャンネルからのPitch, Velocity, Gateメッセージを送信する事も可能です。 - MIDI Input Connector: 本機MIDI 1UモジュールにはMIDI入力ジャックが無いため、お手持ちの7U CaseまたはPalette CaseのMIDI/USB入力を利用します。特定のケースをお持ちでない場合は、MIDI IN Jacks 1Uモジュールを利用して外部MIDI機器を接続します。
- CVx Module: オプション・コンポーネントであるCVx 1Uモジュールは、本機MIDI 1Uと接続する事でさらに8つのCV出力を追加します。これらの追加出力はIntellijel Configアプリを利用する事で完全にプログラム可能で、ユーロラック・システムをコントロールするMIDI 1Uモジュールの能力を大幅に拡張します。
SYNTHS
Intellijel MIDI 1Uシステムは、’SYNTHS’をコンセプトに複数のMIDIチャンネルをサポートします。ここでの’Synth’1つは、コントロールしたいデバイスと、そのMIDIチャンネルを定義します。MIDI 1Uシステムは、最大で10の異なるMIDIチャンネルで最大10の異なる’Synth’をコントロール可能です。MIDI 1Uは、CVxエキスパンダーがなくてもユーザーが選択可能な2つの異なるMIDIチャンネルによって最大2つのモノシンセ(Synth 1 & Synth 2)をコントロールできますが、1台以上のCVxエキスパンダーを追加する事で、利用可能な’Synth’とMIDIチャンネルの数を最大で10まで増やす事が出来ます。追加されるSynth 3からSynth 10は、モノフォニック、ポリフォニックまたはドラム・モードでの作動が可能です。
- Monophonic: モノフォニック・シンセは、単一のオシレーターまたはモノ・シンセボイスのコントロール用に構成されています。このモードは、一般的なモノ仕様のユーロラック・デバイスの通常操作であると同時に、本機単体のみでサポートされている唯一のモードでもあります。MIDI Channel, Pitch Range, Note Priority Mode, Pitch Bend Range, Coarse Tuning, Trigger Lengthといった様々な関連パラメータは、各モノフォニック・シンセに対して設定可能です。
- Polyphonic: ポリフォニック・シンセは、多声オシレーターまたはシンセボイスのコントロール用に構成されています。このモードではCVxエキスパンダーが必要であると同時に、Synth 3からSynth 10までに対してのみ適用可能です。ポリフォニック・シンセは、最大で8ボイスをサポートし、特定のSynthにアサインする出力の数によって実際のボイス数を決定します。例えば、Intellijel Configアプリで1台のCVxを4つのPitch出力と4つのGate出力に構成、同一のSynthにアサインした場合は4ボイスのポリフォニーとなります。複数のCVxを使用して8つのPitch出力と8つのGate出力を同一のSynthにアサインした場合、8ボイスのポリフォニーとなります。MIDI Channel, Pitch Range, Voice Allocation, Pitch Bend Range, Coarse Tuning, Trigger Lengthといった様々な関連パラメータは、各ポリフォニック・シンセに対して設定可能です。
- Drum: このオプションを選択する事で、MIDIノート番号毎に異なるドラム・サウンドをトリガーするDrum/Percussionボイスやサンプラーをコントロールします。 このモードではCVxエキスパンダーが必要であると同時に、Synth 3からSynth 10までに対してのみ適用可能です。DrumモードはMIDIチャンネル毎に最大で8ボイスをサポートします。Intellijel Configアプリを介してボイスをMIDIノート番号にアサインし、出力がGate, Trigger, Velocity値のいずれかを決定します。もしも複数の出力が同一のMIDIノートにアサインされている場合、それらの出力は単一のボイスのみを使用します。
MIDI 1U MODULE MODES
MIDI 1Uモジュールは、SingleまたはDualのいずれかのモードで動作します。本機のモードを切り替えるには、Intellijel ConfigアプリのModule Modeパラメータを変更するか、本機のLEARNボタンを2秒以上長押しします。
Single Mode: 初期値であり、最も基本的なモードです。このモードでのモジュールの機能はフロントパネルに示されており、単一のモノフォニック’Synth’ (Synth 1) のみを使用、設定された(または記憶した)MIDIチャンネルのMIDIコマンドに応答します。設定チャンネルからのMIDIデータは分析後にCVへと変換され、対応するジャックから出力されます。多くの機能はフロントパネルからの操作で設定および記憶する事が出来ますが、Intellijel Configアプリはさらに詳細なカスタマイズを提供します。Single Mode時はLEARNボタンが消灯状態で示します(パラメータ値のLearn中を除く)。
Dual Mode: 代替のデュアル・シンセサイザーモードでは、1台のMIDI 1Uモジュールで2つの独立したモノフォニック’Synth’ (Synth 1 & Synth 2) をコントロールする事が出来ます。このモードでは、各 ‘Synth’ は個々のMIDIチャンネルへの応答が可能となり、2つの完全に異なる ‘Synth’ のPitch, Gate, Velocityに対してのMIDIコントロールが提供されます。Dual Mode選択時は、Mod, CC, Trigの各ジャックがSynth 2用のPitch, Velocity, Gate出力にそれぞれ変更されます。所用のクロック分割数がある場合は、Dual Modeに入る前に設定する必要があります。Dual Mode時はLEARNボタンが黄色の照光状態で示します。
MIDI 1U FRONT PANEL
[1] LEARNボタン:このボタンを使用して、MIDI 1Uが応答するMIDIチャンネル、およびCC[F]とMOD[E]の両出力ジャックにアサインするMIDI CC番号を学習(設定)します。MIDI 1Uは、MIDIが2秒間非アクティブになった後、全ての学習情報を自動で保存(CLK÷ボタンが緑色にフラッシュ)し、パワーサイクリング後も同一の状態に戻ることを確実にします。
LEARNボタンは、クリック操作の度に以下の3つの状態をサイクルします。
- 消灯: MIDI 1Uは通常どおり受信するMIDIデータをCVに変換します。
- 青色の点灯:MIDI 1UがLEARN CC+CHモードであり、MIDIメッセージの受信待機状態であることを示します。受信する最初のメッセージは、Synth 1のMIDIチャンネルおよびCC[F]ジャックへ割り当てられます。
- 青色の点滅:MIDI 1UがLEARN MOD+CHモードであり、MIDIメッセージの受信待機状態であることを示します。受信する最初のメッセージは、Synth 1のMIDI チャンネルおよびMOD[E]ジャックへ割り当てられます。
[2]CLK÷ボタン:このボタンは以下2通りに機能します。
NORMAL OPERATION: LEARNボタンが消灯時の通常作動中は、このボタンを繰り返しクリックする事で、受信するMIDIクロックの分割すうを以下のように設定します。
- /1 (clock out = 24ppq)
- /3 (clock out = 32nd notes)
- /6 (clock out = 16th notes)
- /12 (clock out = eighth notes)
- /24 (clock out = quarter notes)
- /48 (clock out = half notes)
- /96 (clock out = whole notes)
CLK出力ジャックに付随するLEDが設定した分割数で点滅します。この設定はIntellijel Configアプリ経由でも実行できます。
LEARN OPERATION: LEARNボタンが青色の点灯または点滅時、MIDI 1UがいずれかのLEARNモード中は、このボタンのクリック操作によってCCおよびMODジャックのCV出力をユニポーラー(緑色)とバイポーラー(赤色/緑色)間で切り替えます。この極性の切り替え設定は、Intellijel Configアプリ経由でも実行する事ができます。
[A]CLK OUT:CLK÷[2]ボタンで設定した分割数のMIDIクロックパルスを出力、付随するLEDが指定の分割数の点滅で示します。
[B]RST OUT:Intellijel Configアプリでの設定に従い、RESETまたはRUN信号を出力します。RESET出力として設定(初期値)した場合、モジュールはMIDI resetメッセージを受信する度にこのジャックからトリガー信号を送信、付随するLEDで示します。RUN出力として設定した場合、このジャックからは外部MIDI CLOCKが走行状態の間+5V(ゲートハイ)を維持するRUNゲート信号を送信、外部MIDI CLOCKを停止する事でゲートを0V(ロー)に戻します。これは外部MIDIシーケンサーにユーロラック用シーケンサーの同期を保ちつつ、再生開始/停止を行うのに便利です。付随するLEDは、RUNゲートがハイの間、点灯で示します。
[C]PITCH OUT:±5V範囲の1V/oct CV出力です。出力電圧は、MIDI 1UのSynth 1にアサインされたMIDIチャンネル番号のノート値、および追加のピッチベンド値によって決まります。MIDIノート0(C-2)は-5Vに、MIDIノート120(C8)は+5Vにマップされます。Intellijel Configアプリ経由では、Pitch Bend RangeやCoarse Tuningといったピッチに関連する様々なパラメータを設定可能です。MIDI 1UモジュールがSingleモードまたはDualモードのどちらの場合も、このジャックからの出力信号はSynth 1のピッチ出力となります。
[D]VEL OUT:Synth 1のベロシティー出力です。出力レンジは0Vから+5Vで、MIDI 1UのSynth 1にアサインされたMIDIチャンネル番号から受信するMIDI Velocity情報に比例します。MIDI 1UモジュールがSingleモードまたはDualモードのどちらの場合も、このジャックからの出力信号はSynth 1のベロシティー出力となります。
[E]MOD OUT:このジャックからの出力信号は、MIDI 1Uの動作モードに依存します。
- Single Mode: Synth 1用のCV出力となります。CLK÷[2]ボタンでの学習情報、またはIntellijel Configアプリで設定した極性の割り当て情報を元に、0-5Vまたは±5VのCVを出力します。初期設定では、MIDI 1UのSynth 1にアサインしたMIDIチャンネル番号のMIDIコントローラー等から送信されるモジュレーション・ホイール情報(CC #1)に比例したCVを出力します。この初期値のCC割り当ては、LEARN[1]ボタンまたはIntellijel Configアプリ経由で書き換える事ができます。
- Dual Mode: Synth 2用のPitch出力となり、±5Vの1V/oct CVを出力します。出力電圧は、MIDI 1UのSynth 2にアサインされたMIDIチャンネル番号からのノート値と、追加の追加のピッチベンド値によって決定されます。MIDIノート0(C-2)は-5Vに、MIDIノート120(C8)は+5Vにマップされます。Intellijel Configアプリ経由では、Pitch Bend RangeやCoarse Tuningといったピッチに関連する様々なパラメータを設定可能です。
[F]CC OUT:このジャックからの出力信号は、MIDI 1Uの動作モードに依存します。
- Single Mode: Synth 1用のCV出力となります。CLK÷[2]ボタンでの学習情報、またはIntellijel Configアプリで設定した極性の割り当て情報を元に、0-5Vまたは±5VのCVを出力します。初期設定では、MIDI 1UのSynth 1にアサインしたMIDIチャンネル番号のMIDIコントローラー等から送信されるブレス・コントロール情報(CC #2)に比例したCVを出力します。この初期値のCC割り当ては、LEARN[1]ボタンまたはIntellijel Configアプリ経由で書き換える事ができます。
- Dual Mode: Synth 2用のVelocity出力となります。出力レンジは0-5Vで、Synth 2にアサインされたMIDIチャンネル番号から受信するMIDI Velocity情報に比例します。
[G]GATE OUT:Synth 1用のゲート出力です。MIDI 1UのSynth 1にアサインされたMIDIチャンネル番号から受信するノート情報が押されている間、+5V(ハイ)を出力します。ゲート信号がハイの間、付随するLEDも点灯して示します。MIDI 1UモジュールがSingleモードまたはDualモードのどちらの場合も、このジャックからの出力信号はSynth 1のゲート出力となります。
[H]TRIG OUT:このジャックからの出力信号は、MIDI 1Uの動作モードに依存します。
- Single Mode: Synth 1用のTrigger出力となります。Synth 1にアサインされたMIDIチャンネル番号からのMIDI Note Onメッセージを受信する度に、+5Vのトリガー信号を送信します。トリガー信号の長さは初期値では5msに設定されていますが、Intellijel Configアプリを介して書き換え可能です。トリガー出力がハイの間、付随するLEDが点灯して示します。
- Dual Mode: Synth 2用のゲート出力となります。MIDI 1UのSynth 2にアサインされたMIDIチャンネル番号から受信するノート情報が押されている間、+5V(ハイ)を出力します。ゲート信号がハイの間、付随するLEDも点灯して示します。
Configuring MIDI 1U using the front panel
このセクションでは、本機のフロントパネルから各種設定を行う方法を学びます。
Learn a MIDI channel (Synth 1):フロントパネルのLEARNボタンを使って、Synth 1のMIDIチャンネルを設定します。
- LEARN[1]ボタンをクリックし、ボタンが青色の照光(MIDIメッセージ受信待機)状態であることを確認します。
- 任意のチャンネルベースのMIDIメッセージを送信します。Synth 1は自動で自身のMIDIチャンネルをセットし、LEARNボタンは消灯します。また、MIDIの着信が2秒以上ストップすると、MIDI 1Uは学習した設定を自動で保存(CLK÷ボタンが緑色にフラッシュ)、パワーサイクリング後も同じ状態に戻ります。
※下記の解説に従い、MIDIチャンネルのLEARN中にCCおよびMODジャックの割り当ても設定する事が出来ます。
Learn the CC Jack Assignment (Synth 1):Singleモードを使用中の場合、LEARNボタンを使ってCC[F]ジャックに機能をアサインする事も出来ます。
- LEARN[1]ボタンが消灯状態の場合は一度クリックします。これによりボタンが青色の照光(MIDIメッセージの受信待機状態)に変わり、モジュールがLEARN CC+CHモードである事を示します。次のステップでは、Synth 1のCC[F]ジャックへの任意のMIDIチャンネルおよびCC#の割り当て、CCジャックの極性の設定方法を学びます。
- CLK÷[2]ボタンをクリックし、CC[F]ジャックの作動をユニポーラー(0-5V, 緑色の照光)とバイポーラー(±5V, 赤/緑の点滅)から切り替え選択します。
- CC[F]ジャックに割り当てたいCC#を使ってMIDIメッセージを送信します。送信したCC#をモジュールは自動でCC[F]ジャックへと割り当て、同時にSynth 1のMIDIチャンネルも一致するものに設定します。モジュールはCCジャックの極性も割り当て、LEARNボタンは消灯に戻ります。
例:チャンネル2にアサイン済みのMIDIコントローラー等のExpression(CC 11)ノブを操作した場合、Synth 1は自身をCH 2へ応答するように自動でアサイン、MIDIデバイスのExpression(CC 11)情報に基づくCVを送信するようにCC[F]ジャックを設定します。
Learn the MOD Jack Assignment (Synth 1):Singleモードを使用中の場合、LEARNボタンを使ってMOD[E]ジャックに機能をアサインする事も出来ます。
- LEARN[1]ボタンが消灯状態の場合は二度クリックします。これによりボタンが青色の点滅(MIDIメッセージの受信待機状態)に変わり、モジュールがLEARN MOD+CHモードである事を示します。次のステップでは、Synth 1のMOD[E]ジャックへの任意のMIDIチャンネルおよびCC#の割り当て、MODジャックの極性の設定方法を学びます。
- CLK÷[2]ボタンをクリックし、MOD[E]ジャックの作動をユニポーラー(0-5V, 緑色の照光)とバイポーラー(±5V, 赤/緑の点滅)から切り替え選択します。
- MOD[E]ジャックに割り当てたいCC#を使ってMIDIメッセージを送信します。送信したCC#をモジュールは自動でMOD[E]ジャックへと割り当て、同時にSynth 1のMIDIチャンネルも一致するものに設定します。モジュールはMODジャックの極性も割り当て、LEARNボタンは消灯に戻ります。
例:チャンネル3にアサイン済みのMIDIコントローラー等のPortamento Time(CC 5)ノブを操作した場合、Synth 1は自身をCH 3へ応答するように自動でアサイン、MIDデバイスのPortamento Time(CC 5)情報に基づくCVを送信するようにMOD[E]ジャックを設定します。
Dual Mode Configuration (Synth 1 + Synth 2):MIDI 1Uは、2つのSynthをコントロールするために自身の出力を再構築する代替のDual Modeを提供します。このモードでは、MIDI 1UモジュールからSynth 1とSynth 2の両方をコントロール可能で、2つの異なるMIDIチャンネル用に独立したPitch, Gate, VelocityのMIDIコントロールが提供されます(MOD, CC, TRIGジャックはそれぞれSynth 2用のPITCH, VEL, GATE出力へ機能が変更されます。また、任意のクロック分割数がある場合はDual Modeに入る前に設定する必要があります。
To Enter Dual Mode:LEARN[1]ボタンを2秒以上押し続けます。これによりモジュールはデュアルチャンネル・デバイスとして再構築され、各出力の機能が既述イメージのように変更されます。また、LEARNボタンが黄色に光り、モジュールがDual Modeであることを示します。
To Learn MIDI Channels:
- LEARN[1]ボタンをクリックし、Synth 1のMIDIチャンネルのLearn待機状態(ボタンが赤色に変化)にします。
- 任意のチャンネル・ベースのMIDIメッセージを送信します。Synth 1は受信したメッセージのMIDIチャンネルに自身を自動で設定します。
- LEARNボタンを再度クリックし、Synth のMIDIチャンネルのLearn待機状態(ボタンが赤色の点滅に変化)にします。
- 任意のチャンネル・ベースのMIDIメッセージを送信します。Synth 2は受信したメッセージのMIDIチャンネルに自身を自動で設定し、LEARNボタンは点滅を止めます。モジュールはDual Modeへと戻り、ボタンも黄色に戻ります。
To exit Dual Mode:Dual Modeでのオペレーション中(LEARNボタン=黄色)にLEARNボタンを2秒以上押し続けることで、Single Modeへ戻ります。これによりモジュールは単一デバイス(Synth 1)のコントロール用に戻り、MOD, CC, TRIGジャックの出力設定も前回プログラムした状態に戻ります。