MUSICAL FEATURES
Gxは、Metropolixに8つのゲート/トリガー出力を追加するエキスパンダーです。トランスポート・コントロール、ステージ毎のゲート、Modレーンのクロック出力として機能します。ハードウェアとしては同社のQxと同じでパネルのみ異なるので、Qxも同じ用途で使用できます。
HOW TO USE
Metropolixとの接続には、モジュール背面の6ピンI2Cコネクターを使用します。Gxの8つの出力の機能を設定するには、ALTボタンを押しながら6番目のSTAGEボタン[MX]をクリックします。このボタンを介して選択可能なゲート、クロック、リセット、およびラン出力を追加します。MXの出力アサイン画面には、MX EXPANDERとMX ASSIGN、2つの主要パラメーターがあります。
MX EXPANDER
Gxの各出力に送られるゲート信号のソースを以下のように設定します。
- Transport: Transportに設定した場合、Gxの1-8の各出力は画面に示されるトラックから派生する次のような信号を出力します。ソースとなるトラックはMX ASSIGNから設定できます。
- Run – follows the screen’s track assignment
- Reset(First Pulse) – follows the screen’s track assignment
- /1 Clock
- /2 Clock
- /4 Clock
- /4 Clock (+2のオフセット付加)
- /8 Clock
- /16 Clock
Tip: Mod Laneがミュート状態の時にはMX Mod Stageのゲートもミュートとなります。
MX ASSIGN
このパラメーターは、Gxの出力のソースとなるトラック番号(またはMod Lane)を表示します。設定するには、エンコーダーを押してパラメーターを有効化し(MX ASSIGNパラメーター値の横に<?>マーク表示)、エンコーダーを回してソースを選択、再度エンコーダーをクリックして選択を適用します。パラメーターのラベルと選択オプションは、MX EXPANDERパラメーターでの選択によって以下のように変わります。
- MX EXPANDER = Transport or Stage Num: MX EXPANDERパラメーター有効時にエンコーダーを回す事でGxの出力のソースとなるトラックを選択します。
- MX EXPANDER = Mod Stage Num: MX EXPANDERパラメーター有効時にエンコーダーを回す事で、8つのMod LaneのどれがGxの出力のソースとなるかを選択します。
- MX EXPANDER = Mod Clocks: MX ASSIGNの値は1-8に固定となり、Metropolixの8つのMod Laneからの各クロックがGxの各出力に割り当てられます(各レーンのDIV画面で選択したCLOCK DIV設定を利用)。
Tip: Trk Out SwapパラメーターをCTRL KnobまたはAUX Input or MOD Laneに割り当てた場合は、ゲート=ハイによってTrack Out Swap機能が開始、あらゆるMX TRXの割り当ても’Swap’されます。