MUSICAL FEATURES
[ø] 4^2は、Instruo ochd本体の8つのLFO出力を組み合わせプロセスした16のモジュレーション信号を作ることのできるユニークで有用なochd専用のエキスパンダーです。モジュールは上から順に以下の4つのセクションで構成されています。• 4つの全波整流器
• 2ペアのアナログMax/Min回路
• ノーマライズによりカスケード方式で組み合わせることができる4つのトリガー・ソース
• スロー・ノイズのバリエーションを生成する4つの4ビットDAC出力
接続方法
接続の様子(左:Ochd, 右: Ochd Expander(基盤色は製品版と異なります))。
2本の8ピンケーブルでOchdとエキスパンダーを接続してください。エキスパンダーにも電源が必要です。エキスパンダー側は電源ケーブルも接続ケーブルも赤いストライプが下側になります
HOW TO USE
全波整流回路 – Full Wave Rectifiers
Ochd本体右側4つのLFOの負極の部分すべてが反転され、それぞれがエキスパンダーから出力されます(0~5V)。
アナログ・ダイオード論理回路 – Analog Max/Min Logic Pairs
Max/Min出力は、2つのLFOチャンネルの出力の大きい方の電圧、小さい方の電圧値をそれぞれ出力します。-5Vから+5V範囲のバイポーラー信号を生成します。上の2チャンネル、’ + ‘とラベルされた出力(Max)は、元のLFO入力ペアのうち、演算時点で最も高い電圧を出力します。反対に、下の2チャンネル、’ – ‘のラベルがある出力(Min)は、元のLFO入力ペアのうち、演算時点で最も低い電圧を出力します。
カスケード式トリガー
各LFO信号の上昇エッジの開始時に、約8ミリ秒のトリガーを生成します。時計回りでカスケード上にノーマライズされた4つの出力により、前段の出力にパッチがない場合、ミックスされたトリガー信号が生成されます。
R-2R 4-bit ラダーDAC回路
Ochd上4つのLFOの組み合わせをDA変換し、階段状のセミランダムな電圧を出力します。4つのLFOの組み合わせが4通りあり、それぞれが出力となっています。DAC出力に影響を与える要因は2つあります。まず、各LFOの速度によって各ランダム信号の速度が設定されます。次に、最上位ビット (MSB) から最下位ビット (LSB) への順序が、電圧変化のサイズと速度に影響します。下図に示すochdからのクラスター信号は、エキスパンダーから4種類の異なるランダム電圧(スロー・ノイズ)を生成します。