MUSICAL FEATURES
Instruo Carnは、特徴的な機能とチャンネル毎の独立出力を備える、4チャンネルのシグナル・プロセッシング・ユーティリティ兼ミキサーです。オーディオとCV信号の両方に最適化されたCarnは、等パワーパンニングのVCパンナー、VCA、リングモジュレーター、およびシグナル・クロスフェーダーとしての機能性が、コンパクトなステレオ・ミキサーのフォーマットに納められています。
ステレオVCAを内蔵する伝統的な最終サミング・ステージのミキサーとして機能し、さらにモジュール背面のステレオジャックを介して、関連するInstruoのステレオ・モジュールとシームレスに接続することが可能です。
チャンネルごとのユニークな機能
各チャンネルの信号はパンやボリュームを反映してステレオジャックからミックスして出力されます(ステレオ出力段もVCAでコントロール可能)。各チャンネルではミックスすべきモノ信号を第一の入力に入れますが、第2の入力の使い方がチャンネルごとに異なり、それぞれ以下の用途で使われます
- CH1ではVCパンニング用CV入力(バイポーラー)
- CH2ではボリュームのCV(ユニポーラー)
- CH3ではリングモジュレーターのモジュレーション信号(バイポーラー)。
- CH4ではクロスフェーダーのもう一つの入力(バイポーラー)
独立出力とメイン出力
Carnには個別のチャンネルの出力がある為、さらなる個別のプロセッシングやセンドエフェクト、キューイングなどに使えます。その場合、個別出力用にパッチした際にメインミックスからそのチャンネルが除かれるかどうかが重要ですが、Carnではそれが背面のスイッチでチャンネルごとに設定可能です
その他の特徴
- オーディオとCVの両方に対応(AC/DCカップリングはチャンネルごとに背面スイッチで切り替え可能)
- 電圧制御の等パワーパンニング
- リニアVCA
- 最終ステージのステレオVCA
- リミッターを搭載(背面スイッチで有効無効を切り替え)
- 背面に拡張用の接続ジャックを装備。接続用の3.5mmステレオミニケーブル1本付属