MUSICAL FEATURES
Monos 0はリニアフィードバック・シフトレジスタ(LFSR)を使用したノイズ・オシレーターとディバイダーを組み合わせたモジュールです。レンジHighでノイズ音源として、レンジLowでランダムCVジェネレーターとして使用できます。Monos CVの一部をベースにユーロラック向けに開発されました。
Monos 0は電圧コントロール可能な内蔵のVCOでクロックされるLFSRによってランダム信号/ノイズ信号を生成し、作られた信号に対してディバイドを行い、それらの信号をスライダーでミックスして出力します。LFSRはClock Inにパッチした外部クロックで駆動することも可能です。また内部クロック出力があるのでVCクロックジェネレーターとしても機能します。
また、ノイズモジュレーションフェーダーにより、スライダー通過後の信号をフィードバックさせ内蔵クロックのスピード(ピッチ)をモジュレーションすることが可能です。これはレンジLowで動かした際、ユニークなクロック信号を生み出す際に有用です。各ディバイド成分のフィードバックの有無はスイッチでコントロール可能です。
① NOISE /1~/32:1/1,1/2,1/4, 1/8,1/16,1/32 ディバイド信号のノイズ音源の音量を調整します。左側で最小、右側で最大
② NOISE MOD スイッチ:①で設定した各信号をノイズモジュレーションにも使うかを切り替えるスイッチです。左側でオフ、右側でオン
③ NOISE PITCH Rangeスイッチ:④のレンジを切り替えることができます。上でHigh、下でLow
④ NOISE PITCH:内蔵VCOのスピードを調整し出力ノイズの周波数の高低をコントロールします。
上げると音は高くなり、下げると音は低くなります。
⑤ NOISE MODスライダー:各ディバイド成分のミックスによる④のモジュレーションを行う量をコントロールします。左側で最小、右側で最大
⑥ CLOCK IN:パッチすることで内部のクロックと切り離され外部のクロックでNOISE PITCHがコントロールできます。
⑦ PITCH CV IN: ④をCVコントロールします。
⑧ CLOCK OUT:内部のクロックを出力します。
⑨ OUT: 信号を出力します。