MUSICAL FEATURES
Happy Nerding?FX AIDは、オリジナルでプログラムされた沢山のエフェクトをロードできる、Spin FV-1ベースのコンパクトなステレオマルチエフェクターです。8つエフェクトを格納するバンクを4バンク備え、その中に32のエフェクトがデフォルトで搭載されていますが、それ以外にもFX AID Editor Appを使い、100をゆうに超えるオリジナルエフェクトライブラリーから選んでインストールすることが可能です。お気に入りのプログラムおよびコントロール設定は4つまでプリセットとして保存できます。
HOW TO USE
4HPのコンパクトなインターフェースには3つのエフェクトパラメータ・コントロールと専用CV入力付きのDry/Wetバランス・コントロール、エフェクトの選択やモード切り替えに使用するボタンとLED、割り当て可能なCV入力を1つとステレオ入出力を備えます。エフェクトパラメータの内容は選択したエフェクトごとに異なります。
入力CVはエフェクト・パラメータのコントロール、または内部オーディオ処理に使用するクロックのどれかをアサインしてコントロール可能です。CVアサイン、プリセット、および最後に使用したエフェクトは記憶され、パワーサイクル後も状態を保持します。
上段LEDは選択しているBank、下段LEDはバンク内の位置を示します。エフェクトを選択するには2つのボタンを使います。右ボタンで次のエフェクト、左ボタンで前のエフェクトを選択します(方法1)。また左ボタンでバンク、右ボタンでバンク内エフェクトを選ぶ別の選択方法もあります(方法2)。こちらの選択方法に移行するには、左ボタンを10秒押します。LEDの上段すべてが点灯していると方法2,下段すべてが点灯で方法1になります。左ボタンを押して切り替えた後、左ボタンを2秒長押しして通常の操作モードに戻ります。
お気に入りのエフェクトとCVアサインのセットをプリセットとして保存するには右ボタンを長押しし、LEDが消えても押しっぱなしにします。その間に左ボタンを押しながら保存先を切り替え、右ボタンをはなすことでプリセットを保存します。プリセットを呼び出すには右ボタンを2秒押し手から離し、右ボタンを押しながらプリセットを切り替えます。左ボタンで戻ります。
CV入力のコントロール先を設定するには、左ボタンを2秒長押しした後、右ボタンを押して4つのLEDからコントロール先を選択します。4つのLEDは左からそれぞれコントロール1,2,3,サンプルレートに対応します。
FX AIDは、ユーザーが選択したHappy Nerdingエフェクトを任意の順序で再フラッシュ可能です。FX AID Editor Appにアクセスして使用したいエフェクトのリストを構築し、App内の”Get Firmware”ボタンを押すことでファームウェアをwavファイルの形でダウンロードします。App内では130以上のエフェクトを選択することが可能です。Appではファームウェアの作成以外にも”Get Memo”から選択したエフェクトの簡易マニュアルをPDFで出力したり、選択したエフェクトリストをバンクとして保存・呼び出しが可能です。また”Download”からダウンロードできるスタンドアロン版ではカスタム/フリーのSpinプログラムをモジュールにロードすることも可能です(サポート対象外)。
ダウンロードしたwavファイルの再フラッシュの手順は次の通りです。
- ・モジュールの両ボタンを10秒間押し続けてReflashing Modeに入ります。上段内側2つのLEDが点滅します。
- ファームウェアWAVファイルの再生機器からFX AIDのCV入力へパッチします。
- Wavファイルをラインレベルで再生します。再生が終わってリブートすればアップデート完了です。
- アップデート中上段外側2つのLEDが点滅した場合はアップデート失敗です。左ボタンを押してリセットし、ファイルの音量などを確認してから再度試してください。
DEMO
FX AID from Happy Nerding on Vimeo.
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