MUSICAL FEATURES
1/4インチのメイン出力とヘッドホンジャックを搭載している為、スタジオ・ライブを問わずモジュラーシンセとラップトップ/タブレットを統合可能です。
ES-9は14のアナログ入力により多くのモジュラー内のサウンドソースをトラックごとにレコード可能です。またDCカップリングの8つの出力はモジュラーシンセをSilent WayやMax/MSP, Ableton CV Tools, Bitwig等のソフトウェアでコントロールしたり、モジュラーでプロセスするために音を出力するのに完璧な仕様となっています。
更に出力を増やしたい場合はES-5と接続が可能です。またS/PDIFのデジタル入出力を通して他機材のデジタル信号も使用可能です。
ES-9にはMIDI入出力も搭載され、MIDI Breakoutエキスパンダーを接続することで使用可能です。
- 16入力(14×3.5mmアナログ入力+S/PDIF入力)
- 16出力(8×3.5mmアナログ出力+ステレオメインバランス出力+ステレオヘッドホン出力+S/PDIF出力+ES-5用出力)
- 3.5mmアナログ入力はDCカップリング、約±10Vの範囲を入力可能
- 3.5mmアナログ出力はDCカップリングで約±10Vの範囲を出力可能。ステレオメインバランス出力はACカップリング。ヘッドホン出力はDCカップリングです。
- クラスコンプライアントUSB 2.0ドライバー
- サンプルレート: 44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz
- ビットデプス: 24ビット
- MIDI Breakoutモジュールを使用してMIDIの入出力を1系統ずつ使用可能
- ヘッドホンのボリュームコントロールつき
- 内部に8×8クロスポイントミキサー搭載(ツールにて設定可能)
- Windows機でES-9のフルスペックを引き出すにはASIO対応の専用ドライバーをこちらからダウンロードしてください
ES-9 Configuration Tool
ES-9はそのままの状態でUSBケーブルを挿せばオーディオインターフェースとして使用可能です(Windows機の場合はドライバーをダウンロード・インストールしてください)が、設定ツールをダウンロード・インストールすることでスタンドアロンでのミキサー設定などを行えます。
8×8クロスポイントミキサー設定例。ソフトを起動し、上の赤枠でミキサーの入力をInput1〜Input8にし、紫枠のように音量を調整することで、ES-9のアナログ入力1〜8をステレオ4組として使用し、ミックスしてヘッドホンに出力しています(8モノミキサーにする場合は紫内全スライダーを上げます)。
ミキサー出力については、デフォルト通りOutput3/4にヘッドホンL/Rがアサインされていますが、他のチャンネルも含めると、入力同様8つの出力までチャンネルを自由にアサインし、入力チャンネルのミックスバランスを出力ごとに設定可能です。例えば上の例では、Output 1/2はメイン出力にアサインされ、アナログ入力1/2がそのまま出力される設定になっています。
Save to Flashボタンを押すことで、現在の設定を、接続しているES-9のデフォルトのミキサー設定として本体メモリに記憶することができます。本体の設定記憶用メモリはUSBケーブル接続時用と非接続時用の2つのメモリがあり、USBケーブルが刺さっているかどうかで個別に設定可能です。青枠の(Standalone)ボタンはUSBが刺さっていない時の設定メモリに記憶します(ミキサーとしての設定はこちらが多いかもしれません)。USBが刺さっている場合の設定用メモリに記憶させたい場合は、その左のSave to Flash(Hosted)を押してください。ES-9本体内メモリの設定をソフトにロードする場合は青枠の右側の小さいボタン2つを使用します。