MUSICAL FEATURES
PCからのモジュラーコントロールに最適なモジュールです。お使いのオーディオインターフェースのADAT出力からSilent WayやMax/MSP等を利用してコントロール電圧を出したときに、それをアナログ電圧に変換することができます。(ES-6ではその逆が可能です)
Silent Wayプラグインでは同期のためのクロックの他、クォンタイズされたピッチ用のCVやトリガー、複雑なLFOなど、様々なシグナルが生成可能です。またオーディオインターフェースのレイテンシー補正がキチンとされていれば、DAWとの同期もサンプル単位で保証されるため、タイミングもタイトです。このようにダイレクトにシグナルを送り込むことで、PCを用いる場合でもMIDIよりも正確で幅の広いコントロールが可能になります。
PCからのCV出力法
Silent Wayプラグインやその他のソフトウェアによって生成した電圧シグナルは、オーディオインターフェースから出力可能ですが、アナログアウトプットからCVを出力できない機種もあります。どのオーディオインターフェースで使用可能かはこちらのページをごらんください。MOTUはOKなものが多いですがRMEはヘッドフォンアウトのみ対応している等かなりバラつきがあります。当店ではMOTU 828mk3で動作を確認しています。
上記のページで対応が確認されているオーディオインターフェースを使用する場合にはES-3を使わずにアナログアウトプットからのシグナルをモジュラーに使用できます。その際のアナログアウトプットケーブルは、オーディオインターフェースにダメージを与えないようFloating Ring Cableの使用が推奨されていますので、そちらをお求め下さい。
ただしアナログ出力を使用する場合は、オーディオのアウトプット端子をつぶしてしまっていることに加え、アウトプット電圧の出力値が少し小さいなどのデメリットがあります。そこでADATつきのオーディオインターフェースの場合はADATでCVやオーディオを出力し、ES-3によってアナログに変換することで、もっと大きい電圧を出力し、8つまでシグナルが出力できます。ES-3とADAT出力つきのオーディオインターフェースがあればSilent Wayの使用が可能です。
PCとモジュラーを併用したハイブリッドなスタイルにおすすめできます。
CONTROL
マウスオーバーで各部の説明がポップアップします。
DEMO
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Modular patching with Expert Sleepers Silent Way and ES-3 from Andrew Ostler on Vimeo.