MUSICAL FEATURES
- ドットマトリックスディスプレイの追加: アルゴリズム名など、文字の表示が可能なディスプレイが追加されました
- マイクロSDカードスロットがフロントからアクセスできるようになりました
- チューナー等、ディスプレイ機能が必須となるいくつかのアルゴリズムが追加されました。
ディスプレイを必要としないアルゴリズムや基本的な操作に関してはMk3と同様です。また新しいアルゴリズムが将来追加される際には可能な限りMk3もアップデートされます。
How to Use
アルゴリズムの選択
Distingでは、様々なアルゴリズムを切り替えて使用します。
アルゴリズムは、Sエンコーダーを押しながら回すことで簡単に選択できます。またはSエンコーダーを1回クリックしてメニューモードに入り、もう1度そのままクリックするとアルゴリズムをSエンコーダーで切り替え可能です。
Menu
上述のように、DistingではSエンコーダーをクリックすることでメニューに入ることが可能です。メニューは次のように1〜4まであり、エンコーダーの回転で選択できます。選択したメニューに決定するには再度Sエンコーダーをクリックしてください。
- メニュー1-アルゴリズム切り替え
- メニュー2-ブランク(ファームウェア4.0まではバンク選択)
- メニュー3-ヘルプ: Disting表示用のヘルプファイル(zip)に含まれる”help”フォルダをマイクロSDカードにコピーすると、そこに書かれたアルゴリズムごとのヘルプがディスプレイに表示されます
- メニュー4-設定: 明るさ(Briteness)、Auto-Store、リコール機能の有効/無効を設定します
- メニュー5-カリブレーション(間違えてこのメニューを選択した場合はZノブをクリックして元に戻ってください)
Knobs/Jacks
そして”X”、”Y”インプットが2つのシグナルインプット、”A”、”B”が2つのシグナルアウトプットとなります。X,Y,A,BのDA/ADコンバーターは24ビットと高精度です。
Zノブは各機能ごとに特有のコントロール(Zコントロール)を行うためのノブです。 その下の”Z”CVインプットはZコントロールを電圧で行うためのジャックです。またアルゴリズムによってはZコントロール以外のパラメータを最大4種類までSエンコーダーでコントロール可能な場合があります。コントロール可能なパラメータが複数ある場合はZノブをクリックするごとにSエンコーダーによるコントロール対象のパラメータが切り替わります(エンコーダーでコントロールするパラメータの精度はその他のパラメータに比べると粗くなります)。
上のような理由でZノブのクリックが必要となるアルゴリズム以外では、Zノブの動きを記録することが可能です。Zノブを押しながら動かすとその動きが最大14秒近くまで記録され、離すと記録された動きをループします。
またいくつかのアルゴリズムでは、Zノブのクリックを複数回行うことでクロック入力の変わりにタップテンポを利用することができます。ただし、1/4のクロックディバイド設定をしている場合には5回タップする(例)ようにしてください。
選択しているアルゴリズムとそのパラメータは電源ON/OFF時にも記憶されます。
Favorites
お気に入りのアルゴリズムを最大16個までO1〜P8のアルゴリズムに集めておくことができます。 マイクロSDカードのトップフォルダに、”favourites.txt”という名前でテキストファイルを置き、以下の書式でお気に入りアルゴリズムをリストアップしてください。
disting favourites v2
B8 VCO
a1
C5 resonator
I4 SD z speed
b5 LFO
e6 dual AR w/ push
1行目の”disting favourites v2″はそのまま書いてください。それ以下の行がお気に入りのアルゴリズムになり、アルゴリズムをスペースで区切って行ごとに羅列します。アルゴリズム番号に続く”VCO”などのテキストは書かなくてもかまいません。
Firmware Update
マイクロSDカードを使用してファームウェアアップデート可能です。
手順についてはExpert Sleepersのビデオもご覧ください。
- Distingの電源はオフにしておきます
- Expert Sleepersのサイト(リンク先ページ下部)から最新のファームウェアをダウンロードします。
- Zipファイルを解凍します
- 解凍したフォルダ内の実行ファイルを、マイクロSDカードのトップのフォルダにコピーします。ファイル名はimage.hexやdisting4.binとなります。
- マイクロSDカードをスロットに差し込みます。
- Sノブを押しながらDistingの電源を入れます
- “Confirm…”という文字が出るまでSノブを押してください
- Sノブを離すとアップデートがはじまります。
- アップデートが終わると”SUCCESS”と表示されるのでそれまで電源を切らずにお待ちください
- アップデートが終わったら電源を切り、再度電源をつければ新しいファームウェアで通常使用可能になります。
List of Algorithms
Distingへの機能追加は高頻度で行われているため、最新の機能リストについてはExpert Sleepersの商品ページを参照してください。
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a | プレシジョンアッダー | リングモジュレーター | Full-wave Rectifier | 最大/最小 | Lin/Exp変換 | クォンタイザー | コンパレーター | デュアルウェイブシェイパー |
b | サンプル&ホールド | スルーリミッター | ピッチ・エンベロープ検出 | クロックシンクしたディレイ | LFO | クロックシンクしたLFO | リニアFMつきVCO | ウェイブシェイパーつきVCO |
c | プレシジョンアッダー(オフセット違い) | 電圧コントロールされたディレイライン | クロック同期できるピンポンディレイ(Z:フィードバック) | クロック同期できるピンポンディレイ(Z:パン) | レゾネーター | ヴォコーダー | フェイザー | ビットクラッシャー |
d | ー | テープディレイ | ウェーブフォームアニメーター | ステートバリアブルフィルター | LP/HPフィルター | LP/BPフィルター | BP/HPフィルター | BP/Notchフィルター |
e | ARエンベロープ | ARエンベロープ(プッシュつき) | AR ENV & VCA | AR ENV & VCA(プッシュつき) | デュアルARエンベロープ | デュアルARエンベロープ(プッシュ) | ユーロラック→ブックラ変換 | ブックラ→ユーロラック変換 |
f | クロックつきADエンベロープ(ミュート) | クロックつきADエンベロープ(ゲート) | クロックつきADエンベロープ(トリガー) | クロックつきAD ENV&VCA | シフトレジスターランダムCV | シフトレジスターランダムCV(クォンタイズ) | シフトレジスターランダムトリガー | シフトレジスターランダムデュアルトリガー |
g | ES-1エミュレーション | ES-2エミュレーション | ピッチリファレンス | 周波数リファレンス | チューナー | MIDIクロック | MIDI/CV | CV/MIDI |
h | クロスフェード/パン | デュアルサンプル&ホールド | デュアルクォンタイザー(Z:スケール) | デュアルクォンタイザー | デュアルユークリッドシーケンサー | デュアルディレイパルスジェネレーター | ノイズ | ー |
I | オーディオ再生 | オーディオ再生(クロックつき) | オーディオ再生(1V/Oct) | オーディオ再生(Z:再生スピード) | ー | ー | ー | ー |
J | MIDIファイル再生(クロックつき) | ー | MIDIファイル再生 | オーディオ再生(エンドCV) | オーディオ録音 | ー | ー | ー |
K | ウェブテーブルVCO | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
L | ステレオリバーブ | モノInステレオリバーブ | デュアルリバーブ | ー | ステレオコーラス | モノコーラス | ー | ー |
各アルゴリズムの説明は以下の通りです。(一部のアルゴリズムのコメントは今後記載予定です)
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A-1:プレシジョンアッダー
AからはX+Yの電圧シグナルが、BからはX-Yの電圧シグナルが出力されます。またZコントロールは1V単位でAとBの出力を増やします。 -
A-2: リングモジュレーター
リングモジュレーターにもなるVCAです。XとYのインプットシグナルが掛け算されるので、Xにオーディオ、Yにエンベロープが入っているとVCAとして使え、Yにもオーディオシグナルが入力されているとリングモジュレーターになります。アウトプットBからはAを上下反転したシグナルが出力されます。またZコントロールは出力シグナルの大きさを整数倍に大きくしていったり、整数倍で割っていくコントロール(1/10倍~10倍)で、シグナルは大きくなるとクリップし、出力されるオーディオシグナルに倍音が増えていきます。
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A-3 Full-wave Rectifier
波形の下半分(0以上)を取って上に折り返します。ウェイブフォルダーのような働きをします。Zノブでは2つのモードを切り替え、”independent”モードでは2つのインプットにそれぞれ折り返しをして、それぞれを2つのアウトプットから出力します。”combined”モードでは、XとYを足したシグナルと、XからYを引いたシグナルに対してその処理を行い、A/Bから出力します。 -
A-4:最大/最小
AとBのアウトプットからは、それぞれ2つの入力シグナルの大きい方と小さい方を出力します。
(下のビデオの大部分では1つのインプットは一定電圧を入れています) -
A-5: Lin/Exp変換
1V/OctのピッチをHz/Vのピッチシグナルにも変換可能なコンバーターです。KorgやYamahaのアナログピッチをユーロラックのシーケンサーでコントロールできるようになります。”Hz/V”は一般的な呼び方で、この方式のシンセの中でも、YamahaのCS-15は1100Hz/Vなど、1Vで上昇する周波数が機種によって異なります。そのスケールはZノブで調整してください。(1100Hz/VはだいたいZノブが真ん中のあたりです) -
A-6: クォンタイザー
Xインプットを音階の電圧シグナルに寄せてAから出力するクォンタイザーです。BはAの出力シグナルが変化した瞬間のみトリガーシグナルを出力します。Yインプットの働きはZノブで2通り選択でき、Zが+のときはYインプットはトランスポーズとなり、入力された電圧をクォンタイズした音階が足されたシグナルがAから出力されます。Zが-のときはトリガーモードとなり、Yインプットがトリガーを受けた瞬間のみ、Aからのシグナルがその時クォンタイズされた電圧に変化するようになります。トリガーを受けていない時間はそのシグナルがキープされます。サンプル&ホールドのような機能です。Zノブによってスケールを変更できます。スケールはLED a~dの点灯の仕方で表示されます。
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A-7 コンパレーター:
XへのシグナルがYへのシグナルより大きいと5VのゲートシグナルをAから出力します。BからはAの逆で、Yの方が大きいときにゲートシグナルが出力されます。 -
A-8 : デュアルウェイブシェイパー:
2つのウェイブシェイパーです。インプットXはいわゆるウェイブフォルダーを通り倍音が足されてAから出力されます。フォールディングの仕方はゲインによっても変わります。インプットYはトライアングル→サイン波という特殊なウェイブシェイパーで、音を繊細な温かみを加えたり、三角波からピュアなサイン波を作るためにも使えます。 -
B-1 : サンプル&ホールド
Aからは、Yインプットにトリガーが入った瞬間にサンプルしたXインプットのシグナルを出力し、次のトリガーがYインプットに入るまでそれをキープします。Bからはホワイトノイズが出力されるので、ランダムなサンプル&ホールドを出力したい時はBからXにセルフパッチしてください。Zはサンプル&ホールドされたシグナルをスルーリミッターとしてコントロールします。 -
B-2 :スルーリミッター
AとBはXとYを足したシグナルををスルーリミッターに通して出力します。Bの方が変化の特性がスムースです。Zがスルーのスピードを決めます。 -
B-3: ピッチ&エンベロープ検出
Xインプットへのシグナルの、ピッチとエンベロープを検出し、それぞれA/Bから出力します。ピッチ検出に失敗したときはBからエンベロープが出力されません。Yインプットは出力されるピッチCVに電圧を加えるためのインプットです。Zはピッチ検出の精度を変えると同時に、トレードオフとしてエンベロープ検出の精度も変えます。 -
B-4 :クロック同期可能なディレイ/エコー
Yインプットに入力されるクロック間隔をディレイタイムにして、XインプットへのオーディオシグナルにディレイをかけてA/Bから出力します。Aからはドライ/ウェットのミックスシグナルが、Bからはウェットシグナルのみが出力されます。Zノブ/ジャックはフィードバックとAからのシグナルのミックスバランスもコントロールします。ディレイタイムは約750msを超えると、それ以下になるようにディレイタイムが1/2になります。 -
B-5 :LFO
AからはSAW/SINE/TRIANGLE、Bからはパルス波を出力します。 XとZインプットはどちらもLFOのスピードをコントロールします。Yインプットは出力されるLFOの波形またはパルス幅を変えます。 -
B-6 :クロック同期したLFO
Xインプットに入力したクロックに同期したLFOをA/Bから出力します。出力される波形やYで波形をコントロールされる点は4-aのLFOと同じです。大きく違うのはZコントロールで、LFOの従うクロックを何分割かしたり、何倍かにしたりといったコントロールができます。(クロックディバイダー/マルチプライヤー) -
B-7 :FMつき VCO
リニアFM(TZFM)ができるVCOとして動作します。Xが1V/OctのピッチCVインプット、YがFMインプットとなります。Zコントロールで1オクターブの幅でチューニング調整ができます。それぞれのアウトプットからはサイン波とノコギリ波が出ます。 -
B-8 :ウェイブシェイパーつき VCO
AとBから異なる波形のシグナルを出力するVCOです。波形とYインプットによるコントロールはLFOと同じです。Xインプットが1V/OctのピッチCV入力です。Zは1オクターブでチューニングをコントロールします。 -
C-1: プレシジョンアッダー(オフセット違い)
バンク1のプリセット1/aと同じプレシジョンアッダーですが、オフセットが1/12V(半音に相当)ごとの一定電圧となります
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C-2: 電圧コントロール可能なディレイライン
最大ディレイ時間200ミリ秒のディレイです。Yはディレイ時間のCV入力となり、Zはフィードバックをコントロールします。A出力はディレイ音のみの出力、B出力は50/50で原音と混ざった音が出力されます。 -
C-3: クロックピンポンディレイ(Z=フィードバック)
クロック同期可能なピンポンディレイになります。Yがクロック入力、Zがフィードバック、A/Bがそれぞれ左・右出力になります。 -
C-4: クロックディレイ(Z=入力パン)
入力をパン可能な、クロック同期できるピンポンディレイになります。Yがクロック入力、Zが入力パン、A/Bがそれぞれ左・右出力になります。 -
C-5: レゾネーター
レゾネーターはレゾナンスの強い一種のフィルターです。発振を利用してドラムサウンドの生成などにも使用できます。その場合にはX入力に音ではなくトリガーを入力してください。Yがレゾネーターのピッチ入力で1V/Octです。0VはだいたいC3(約130.81Hz)です。Zはゲインで、ドラムサウンド生成の場合はディケイ時間をコントロールすることになります。Aはレゾネーターの出力、Bは出力音のエンベロープを出力します。 -
C-6: ヴォコーダー
Xがモジュレーター入力、Yがキャリア入力となるヴォコーダーになります。Zはヴォコーダー内のエンベロープフォロアーのディケイ時間を設定します。Aがオーディオ出力、Bがエンベロープ出力となります。 -
C-7: フェイザー
Xがオーディオ入力、Yがスウィープです。Zがフィードバックをコントロールします。Zがマイナスの時フィードバックも負のフィードバックとなり、異なるサウンドを生み出します。Aがフェイザー音と原音のミックス、Bがフェイザー音のみの出力となります。Sノブでコントロールするパラメーター1は、フェーズシフトの段数を設定します。 -
C-8: ビットクラッシャー
Xがシグナル入力、Yがサンプルレート入力、Zがビットリダクションを設定します。Aがシグナル出力、Bがコンパレーター出力になります。 -
D-2: テープディレイ
テープエコーをシミュレートしたディレイになります。Xがオーディオ入力、Yがテープスピードです。Zでフィードバックをコントロールします。Aがディレイ音と原音のミックス、Bがディレイ音のみの出力となります。 - D-3: ウェーブフォームアニメーター
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D-4: ステートバリアブルフィルター
Zによってローパス、バンドパス、ハイパスと移り変わるステートバリアブルフィルターです。Yでカットオフをコントロールします。 -
D-5: LP/HPフィルター
各出力がLP/HPのフィルターです。Xがオーディオ入力、Yがカットオフコントロール(1V/Oct)、Zがレゾナンスコントロールとなります。 -
D-6: LP/BPフィルター
各出力がLP/BPのフィルターです。Xがオーディオ入力、Yがカットオフコントロール(1V/Oct)、Zがレゾナンスコントロールとなります。 -
D-7: BP/HPフィルター
各出力がBP/HPのフィルターです。Xがオーディオ入力、Yがカットオフコントロール(1V/Oct)、Zがレゾナンスコントロールとなります。 -
D-8: BP/ノッチフィルター
各出力がBP/ノッチのフィルターです。Xがオーディオ入力、Yがカットオフコントロール(1V/Oct)、Zがレゾナンスコントロールとなります。 -
E-1: ARエンベロープ
X,Yはトリガー入力、Zがエンベロープ時間のコントロールになります。Zノブのクリックによる設定変更でエンベロープのモードが切り替わります。 -
E-2: プッシュつきARエンベロープ
X,Yはトリガー入力、Zがエンベロープ時間のコントロールになります。またZは押すとエンベロープをトリガーします
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E-3: ARエンベロープ&VCA
Xがトリガー入力、YがVCAへのシグナル入力となります。Aがエンベロープ出力、BがVCA出力になります。Zノブのクリックによる設定変更でエンベロープのモードが切り替わります。 -
E-4: プッシュ付きARエンベロープ&VCA
Xがトリガー入力、YがVCAへのシグナル入力となります。Aがエンベロープ出力、BがVCA出力になります。Zノブを押すとエンベロープをトリガーします
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E-5: デュアルARエンベロープ
時間パラメータをシェアしたエンベロープを2つ出力します。XとYが各エンベロープのトリガー入力、Zがエンベロープ時間のコントロール、A,Bが各エンベロープの出力になります。Zノブのクリックによる設定変更でエンベロープのモードが切り替わります。 -
E-6: プッシュ付きデュアルARエンベロープ
時間パラメータをシェアしたエンベロープを2つ出力します。XとYが各エンベロープのトリガー入力、Zがエンベロープ時間のコントロール、A,Bが各エンベロープの出力になります。Zを押すとエンベロープを同時にトリガーします
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E-7: Eurorack→Buchlaコンバーター
ユーロラックのピッチとゲートシグナルをそれぞれX,Yに入力し、A、BからBuchlaのピッチ(1.2V/Oct)とトリガーシグナル(10Vで4msのトリガーの後にゲートが続くシグナル)を取り出します。Zはファインチューンコントロールです -
E-8: Buchla→Eurorackコンバーター
Buchlaのピッチ(1.2V/Oct)とトリガーシグナル(10Vで4msのトリガーの後にゲートが続くシグナル)をそれぞれX,Yに入力し、ユーロラックのピッチとゲートシグナルをA、Bから取り出します。Zはファインチューンコントロールです
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F-1: クロックADエンベロープ
クロック同期できるエンベロープです。Xがクロック入力、Yがミュート入力となり、ミュートされていない限りクロック同期したエンベロープはサイクルします。Zはエンベロープの形をコントロールします。 -
F-2: クロックADエンベロープ(ゲート)
クロック同期できるエンベロープです。Xがクロック入力、Yがゲート入力となり、ゲートがハイとなっている限りクロック同期したエンベロープはサイクルします。Zはエンベロープの形をコントロールします。 -
F-3: クロックADエンベロープ(トリガー)
クロック同期できるエンベロープです。Xがクロック入力、Yがトリガー入力となります。Zはエンベロープの形をコントロールします。 -
F-4: クロックADエンベロープ&VCA
クロック同期できるエンベロープとVCAです。Xがクロック入力、YがVCAへのシグナル入力となります。Zはエンベロープの形をコントロールします。 -
F-5: シフトレジスターランダムCV
シフトレジスターの方法で、ループし、かつ徐々に変化するようなランダム電圧を出力します。Xがクロック入力、Yがシーケンスをマニュアルで変更(ビットのフリップ)するモディファイ入力、Zがランダムネスです。Aがユニポーラー出力、Bがバイポーラー出力です。 -
F-6: クォンタイズされたシフトレジスターランダムCV
シフトレジスターの方法で、ループし、かつ徐々に変化するようなランダム電圧を出力します。Xがクロック入力、Yがシーケンスをマニュアルで変更(ビットのフリップ)するモディファイ入力、Zがランダムネスです。A出力がクォンタイズされます。Bはトリガー出力です。 -
F-7: シフトレジスターランダムトリガー
シフトレジスターの方法で、ループし、かつ徐々に変化するようなランダムゲートを出力します。 -
F-8: シフトレジスターランダムデュアルトリガー
シフトレジスターの方法で、ループし、かつ徐々に変化するようなランダムゲートを出力します。