MUSICAL FEATURES
Pico VCOは32種類の波形を選択可能なオシレーターです。波形のバンクは2つをスイッチで選択可能です。1バンクに16波形が入っています。また波形をCVでコントロールすることも可能です。またスイッチを切り替えてLFOとしても使用可能です。VCOの周波数レンジは30Hz-5kHz、LFOの周波数レンジは0.1Hz-20Hzです。
CALIBRATION
Pico VCOの1V/Octのトラッキングは、アナログオシレーターのようにトリマーを使用するのではなく、以下のプロセスを使用して行います。この調整は出荷時に行われているため通常は不要ですが、必要な場合には以下のように行ってください。(1Vと5Vを正確に出すツールが必要になります。クォンタイザーやキーボードのCV出力を使用してください)
- Pico VCOの接続されているモジュラーシステムの電源を落とします
- 1.000Vの電圧を出力します。キーボードであればC1を押したときのピッチCV出力が1Vになります。
- Pico VCOのWAVEノブ、TUNEノブ両方を右いっぱいに回し、両方のスイッチを上側にします。
- Pico VCOの電源をONにします
- 上で作った1Vの電圧をPico VCOの1V/Oct入力にパッチします
- VCO/LFOスイッチを下側に倒します。
- 1Vで出力されていた電圧を5Vに変更します(キーボードのオクターブを上げる、クォンタイザーの入力電圧を上げる)
- VCO/LFOスイッチを上側に上げます。これでカリブレーションは終了です