MUSICAL FEATURES
Ciat-Lonbarde Peterlinは、Rob HordijkによってデザインされたカオティックなシンセサイザーBenjolinにインスパイヤされ、Ciat-Lonbardeが再解釈したスタンドアロンのセミモジュラーシンセサイザーです。
Peterlin(Benjolin)は2つのVCOと1つのステートバリアブルフィルター、そしてユニークな”Rungler”回路で構成されています。これらを互いに組み合わせることで、一瞬の変化から緩やかに変化する音のパターンまで、カオスを感じる音の動きを作り出すことが可能です。
フィルターはユニークな真空管に似た歪みを搭載し、レゾナンスを上げ、A,B両オシレータ―がオーディオレンジで動いている時に一番特徴が顕著になります。
HOW TO USE
Runglerは8ステップのシフトレジスターで、オシレーターAを信号入力として、オシレータ―Bをクロックとして使用します。シフトレジスターの出力は様々な速さ、レンジの階段状の電圧となり、オシレーターAとBのピッチにフィードバックされます。またフィルターへのモジュレーションも可能で、これらのフィードバック量はノブでコントロール可能です。
Interface
Ciat-Lonbardeのバナナシンセは、青や緑の寒色系が入力、赤やオレンジ、黄色などの暖色系が出力になります。細かい操作法がわからない場合も出力から入力へとパッチして何が起きるか実験してみるような使い方をすることで新しい演奏体験が可能です。
側面部手前と奥にそれぞれミニジャックがあり、それぞれフィルターへの入力、メインのステレオ出力となります。ステレオ出力は左右で同じ信号となります。
マウスオーバーで各部の説明が表示されます。