Befaco Muxlicer Befaco

MUSICAL FEATURES

Befaco Muxlicerは、CVでアドレス可能な8チャンネルの双方向性アナログ・スイッチ／CVシーケンサー／ゲート・ジェネレーターです。モジュラー・セットアップに広範囲の特別な機能を追加するこのシーケンシャル・シグナルプロセッサーは、デジタル・ステップコントローラー、ゲートジェネレーター、アナログスイッチ（Mux/DeMux）の3つの主要セクションで構成されており、最小限のスペースで最大限の柔軟性を実現するために、高い「機能とHP比」の哲学に基づいて設計されています。

• あらゆるモジュラー信号を1つの入力から最大で8つの出力へ、またその逆の処理を実行
• シーケンサーとして機能するCV／ゲート信号を生成
• オーディオ信号を独立レベルコントロール付きのリズミカルなスライスへとカット
• 異なるオーディオ信号をリズミカルな方法でチョップ
• あらゆるオーディオ／CVから複雑なCV／ゲート・パターンを生成
• クロック入力とクロック出力のための2つのクロックDiv/Multを実装
• マニュアル／CVに同期するアドレス・コントロール 

How to Use

Muxlicerは、大きく3つのセクションに分かれます。

1. デジタルステップコントローラー: シーケンサーのクロックのテンポやステップ位置を決めたり、スタート／ストップのコントロール等、トランスポート全般をコントロールします。

   Run/Addressノブでは左一杯で通常のシーケンサーのようにクロックに従って進みますが、右に回していくと1～8まで位置をオフセットします。またステップの移動はクロックのタイミングでのみ行われます。

   赤いPlayスイッチは上下どちらにも動かせます。下にクリックするとシーケンサーが再生中はリセット、シーケンサー停止中はシーケンスを最初から終わりまでワンショットのみ再生します。上にクリックするとシーケンサーのスタート／ストップを行います。下クリックの動作はリセット/ワンショットジャックによりトリガーでも行えます。

   SPEED DIV/MULT ENCODERは回すとシーケンサーの内部クロックのスピード調整、複数回押すとタップテンポ、押しながら回すとクロックの分割・マルチプリケーションを行います。シーケンサーが止まっているとクロック出力からクロックが出ませんが、Playスイッチを3秒間上に入れることでシーケンス停止中もクロックを出すよう設定変更可能です。

2. ゲートジェネレーター: シーケンサーのステップごとのゲート出力ジャック、及び出力ゲートタイプを決める右上のゲートモードノブ、右下のAll Gatesジャック、EOCジャックで構成されます。

   ゲートモードノブ/CVにより出力されるゲートをノブやCVでコントロールできます。左一杯でゲートなし、その次が次のステップまでつながるゲート、その次がステップ半分のゲート、その次以降がラチェットで、1ステップで2回のゲート、その次が3回のゲート・・・を出力します。

3. アナログスイッチ: COM IOのつながるMUX IOジャックがステップごとに切り替わるシーケンシャルスイッチです。COM IO/MUX IOの入出力は双方向可能です。

   MUX IOが入力の時、パッチされていないMUX IOにはALL Inにパッチされた信号が入力されます。ALL INはパッチされていないため一定電圧が内部結線されます。フェーダーはMUX IOとCOM IO間のアッテネータになるため、ALL INやMUX IOに全くパッチしていない場合は、スライダーが各ステップの電圧、COM IOがCV出力となるCVシーケンサーとなります。

DEMO