MUSICAL FEATURES
SWEnigiserは、90年代に少数のみ生産されたOrgon Systems Enigiserにインスパイヤされ、同機と同等の回路に現代的な拡張を施した、Analog Sweden社によるセミモジュラータイプのアナログモノシンセです。フェイザーも含め15タイプから切り替え可能な太いサウンドのマルチモードフィルターと前後の歪みから生み出されるサウンドは、アシッドベースや泡のようなピング音などと非常に相性が良く、CVを活用することでスウィートスポットを保ったまま様々な音色を作り出せます。
HOW TO USE
Interface
SWEnigiserのパネルは下部の本体部分、上部のエキスパンダー部分に分かれます。メインの出力はパネル上に2つ、背面に1つあります。通常のCV/Gateシーケンサーやキーボードでコントロールする場合はピッチCVをPitch CV Inへ、ゲートをエンベロープ1〜3のどれかにパッチします。どのエンベロープがVCAのCVをコントロールするかはVCAセクションのMod Sourceセレクターで切り替えてください。またエンベロープのゲート入力には12V程度の電圧が必要で、通常のユーロラックでのゲートではトリガーできない場合があります。その場合はパネル上部のゲートブースターを一度通し、出力されたゲートでエンベロープをトリガーしてください。
マウスオーバーで各部の説明が表示されます