MUSICAL FEATURES
Jumble Hengeは、 パッチ・ベースのミキシング・インターフェースを持つ、16入力のステレオ・スペクトラルミキサーです。Worng Electronics社とのコラボレーションでSoundStageを元に設計されたJumble Hengeは、ユーロラック環境でのユニークなミキシング・プロセスを提案します。各入力の綿密にチューニングされたアナログのレゾナント・フィルターと特有の固定パン・ポジションにより、それぞれのサウンドにミックス内における独自のスペースを作ります。シンプルなインターフェースにはフィルタリングの深さを調整するMixコントロールと、外部ミキサーまたは追加のサウンドソース等のチェーン接続に便利なステレオのExt Inを装備。Jumble Hengeは複数のモノ/ステレオ信号からリッチなステレオミックスを作成するコンパクトなソリューションです。
- ステレオおよびスペクトル配置の14入力+クリーンな追加のステレオ入力の合計16の入力
- ステレオLRミックス出力
- 各入力のユニークなステレオ位置およびスペクトル配置による直感的なパッチ・ベースのミキシング
- 低域、低中域、高中域、高域を際立たせるよう綿密にチューニングされた入力ごとのレゾナント・アナログフィルターが各サウンドに周波数スペクトル中の独自の空間を提供
- 各入力の固定パン・ポジションは、周波数スペクトルの高域に向けて広がり、低域ではセンター寄りへ
- 全ての入力における知覚レベルの一貫性を保つためのイコール・パワー・パンニング
- ミックス全体のフィルタリング強度の調整用マニュアルMixコントロール
- 英国製
HOW TO USE
INPUTS
各入力ソースのミックス内におけるスペクトルとステレオ位置は、パッチするジャックの垂直および水平の位置によりそれぞれ決まります。Low MidおよびLowの中央に配置された入力を除いて、全ての入力はそれぞれ独自のパン・ポジションに配置され、サウンド同士の分離を保ちつつも合成時には完全なステレオ・イメージを構築します。High MidおよびHighの内側右の入力は内側左の入力から内部結線されており、内側左にだけパッチした場合はセンターへ配置されます。また、高周波につれてパンニングは広くなり、低周波ではタイトに引き締まったサウンドを提供します。なお、本機は全ての入力の知覚レベルの一貫性のためにイコール・パワー・パンニングが採用されています。
Mix Control
各入力に適用するフィルターの全体的な深さをコントロールするノブ。中央位置付近で、わずかなボリュームの増加が発生します。
External Input
外部ミキサーや追加のオーディオ・ソース等のチェーン接続に利用できる、クリーンなステレオ入力。R入力はL入力へノーマライズされており、モノラルソースにも対応します。
OUTPUTS
全16入力のSUMを出力するステレオのミックス出力です。