MUSICAL FEATURES
ファイル再生について
ファイル再生は次のような特徴があります
- 32個までノブやCVで再生サンプルを選択できます
- 再生モードはワンショット、ルーピング、ゲート再生の3種類が可能です
- スイッチでループON/OFFを切り替えます
- 設定ファイルでワンショット/ゲート再生を切り替えます
- 再生スピードが変わることでピッチをコントロールします
- ピッチCVは1V/Octで、入力レンジは-1.5Vから+6.5Vです
- クォンタイズの有無はオプションファイルで設定可能です
- サンプルの切り替えは次のトリガーのタイミングで起きます。ループ時の切り替えのタイミングはオプションファイルで設定可能です
- ファイル選択CVのレンジは-5V~5Vです
- レイテンシーは4ミリ秒です
- サンプルは電源投入時にロードされる為、電源を入れたままのマイクロSDカードの入れ替えは無効です
マイクロSDカードとファイル要件
- サンプルは16bitモノのwavファイルで用意します。サンプルレートは44.1kHzが推奨です。
- 再生可能なファイルサイズに制限はありません。マイクロSDカードやファイルフォーマットによる制限のみ受けます
- マイクロSDカードはFAT32で使用してください。
- オリジナルサンプルの入ったマイクロSDカードが付属します
- ファイル名のアルファベット順でサンプルファイルは選択されます
設定ファイル
“options.txt”という名前のテキストファイルにオプション設定を書き込み、マイクロSDのトップフォルダに置いておくと設定が反映されます。ファイルの中は以下のように5つの項目のON(1)、OFF(0)を記載してください。
QUANTIZE_PITCH=1
ADD_FADES=1
GATED_PLAYBACK=0
LOCK_PITCH=0
CHANGE_ON_LOOP=0
項目は上から、クォンタイズの有無(デフォルトOFF)、最初と最後に短いフェードをつけるかどうか(デフォルトON)、ゲートONの間のみ再生させるモードにするか(デフォルトOFF)、オリジナルピッチに固定するか(デフォルトOFF)、ループの終わりでファイルを切り替えるか(デフォルトOFF)となります。
TIP
オプションでフェードONにしていてもファイル末尾でクリック音が生じる場合、再生しているWavファイルに残っているメタデータを削除してください。メタデータ削除にはAudacityなどの波形編集ソフトが使用できます。