MUSICAL FEATURES
Fluctuating Random Section
ランダムに動く連続曲線電圧が出力されるセクションです。独立に2系統あります。ランダムな動きの速さがノブとCVでコントロール可能で、ノブが最大時には出力が1kHzのオーディオレートとなりノイズソースとしても機能します
※このモジュールでは、分布をコントロールできるランダムは直接は取り出せませんが、Fluctuating Randomの出力をStackableなどで分岐し、そのチャンネルのFluctuation RateのCV入力にセルフパッチすることで分布に偏りのあるゆらぐランダムが作り出せます。例えば、Rateを最小にして、セルフパッチしたCVのアッテヌバーターを右いっぱいにすると、セルフパッチしていない場合よりも、高い電圧を出す時間が短くなります。
Quantized Random Section
Triggerにトリガー信号が入力されるたびに、決まった飛び飛びの電圧値の中からランダムに値が選ばれて出力されるセクションです。2^n出力では出力される電圧値は2のn(つまみのラベル値)乗種類、n+1出力ではn+1種類です。
Analog Shift Register(ASR) / Sample&Hold (S&H) Section
このセクションは、4つある各チャンネルがASRまたはS&Hとして機能します。
チャンネル個別のトリガー入力にパッチされていない場合は、一番左側のTriggerジャック/ボタンにトリガーが入力されるたびに、前のチャンネルからの出力ががずれて出力されます(アナログシフトレジスター機能)。
個別のトリガー入力にパッチされているチャンネルはアナログシフトレジスターの一部ではなく、独立したサンプル&ホールドとなり、トリガーが入るたびにCV Inへの信号がサンプルされて出力され、次のトリガーが来るまでその電圧が保持されます。この時CV Inにパッチされていないと前のチャンネルへの入力が内部結線されるので、同じ信号を違うタイミングでサンプル&ホールドするのにも便利です。
※サンプル&ホールドやアナログシフトレジスターでは、入力とサンプルされた出力間で電圧差は完全にゼロにはなりません。正確なピッチなどに使用する際は適宜クォンタイザーを通しながら使用してください。
マウスオーバーで各部の説明が表示されます