MUSICAL FEATURES
Tiptop Audio FSUは、エフェクトペダルに着想を得たディストーション、グラニュラー処理、テープレコーダー・スタイルのSound on Soundルーピングなど、3バンクのアグレッシブで破壊的なエフェクトを提供するマルチ・エフェクターです。本機はECHOZ, ZVERB, Z5000と同じプラットフォームを採用しており、3つのDSPパラメータすべてをCVで、DSPクロックをFidelityでコントロール可能な、コンパクトで使いやすいインターフェイスを備えます。また、本機は静的なモノラル信号をクリエイティヴな方法で広大なステレオフィールド信号に変換することができます。
HOW TO USE
FSUのコンパクトなインターフェイスには、エフェクトの選択に使用する3つの照光式ボタン、3つのDSPパラメータをコントロールするための各ノブとCV入力、DSPクロックを制御するためのFedilityコントロール、信号の入力ジャックとアッテネーター、ステレオ出力とDry/Wetコントロールを備えます。 内蔵エフェクトはDISTORTION, GLITCH/WARP, SOUND ON SOUNDと3つのバンクに分けられ、それぞれが8つのアルゴリズムを格納します。選択中のエフェクトは3つの照光式ボタンの状態で以下のように示されます。
基本的にGainはDISTORTIONバンクの最終出力レベルおよびSOSバンクの録音レベルを、 Rateはモジュレーションの深さ、またはそれに似たパラメータを、Filter(Feedback)はカットオフ周波数またはフィードバック量を、Depthはモジュレーション範囲またはバッファから読み込むディレイタップやグレインの深さを、Driveはディストーション・エフェクトのゲイン量をそれぞれコントロールします。出力がステレオかモノラルかは、使用するエフェクトによって異なります。各プログラムのパラメータの詳細はマニュアルで確認できます。