MUSICAL FEATURES
GRAVEDAD(グラヴィダッド)は、多機能なアナログのセミコンプレックスオシレーターで、スルーゼロFM、F-A-Tステレオサブハーモニックジェネレーター、電圧コントロール可能なオクターブスライダー、および最大10オクターブの優れたトラッキング機能を備えており、多彩な音響の可能性を提供します。
GRAVEDADの中心には、非常に安定したトライアングルコアVCOがあり、優れたトラッキングと温度補償を備え、クリーンなサイン波、鋸歯状波、方形波の出力が特徴です。
5オクターブのレンジと専用のCV入力を持つ電圧制御可能なオクターブスライダーは、バイカラーLEDによって視覚的にもわかりやすく、オシレーター間の周波数関係を簡単に探索できます。
MASSは強力なサブハーモニックジェネレーター/サブオシレーターで、メインVCOに追従するか、自己発振します:
- TRCKモードでは、コアVCOの周波数に従い、基音のスパイクや鋸歯状波からその下のサブハーモニック音を生成し、コントロールはCV制御可能です。
- FREEモードでは、完全に独立した鋸歯状波オシレーターとなり、アッテニュバーターを左いっぱいにすると3-4オクターブのトラッキングが可能です。
M TRIGにパッチングすると、TRCKモードでのメインのVCOからのトリガーやFREEモードでのループのためのフィードバックトリガーといったMASSの内部接続がすべて切断され、外部からトリガーされるようになります。VCクロックディバイダー、アタックオンリーエンベロープジェネレーター、外部オシレーターのサブ、または任意の信号生成ツールとして使用可能でとなります。
MASSのステレオ出力はFORCEにより動的にパンされ、ノブとCV入力を介してさらにシェイピングされます。12時の位置ではクリーンなモノラルから、片側が完全にサチュレーションされ、もう片側が無音になるまでの間のあらゆる状態を設定できます。
LIN FM入力はパッチングされていない時はMASSオシレーターの出力が内部結線されており、DCカップリングTZFM(Thru Zero FM)、ACカップリングTZFM、従来のリニアFMの間で切り替え可能です。FMの強さはFM INDEX回路で制御され、専用のノブとINDEX CV入力が備えられています。
ハードSYNC入力は、上昇エッジや+2Vを超える何か、オーディオ信号などによってトリガーされます。
特徴
- SSI2130ベースのトライアングルコアVCO
- クリーンなサイン波、鋸歯波、矩形波の出力
- 5オクターブのスライダー、バイカラーLED、CV入力
- メインVCOをトラッキングまたは自己発振するステレオMASSサブオシレーター、FORCEによってパンニングとサチュレーションをコントロール
- DC、AC、従来のリニアFMに切り替え可能なTZFMモード
- MASSはLIN FM入力に常時接続
- FMインデックスノブとインデックスCV入力
- ハードSYNC
- M TRIGでMASSの外部トリガー可能
- 完全アナログ設計