MUSICAL FEATURES
CVxは、同社MIDI 1Uモジュールと接続し、8つのCV出力を追加するエキスパンダー・モジュールです。これらの追加出力は、Intellijel Configアプリを利用する事で完全にプログラム可能で、お手持ちのユーロラック・システムのコントロール・オプションの大幅な拡張が可能です。CVxは1台のMIDI 1Uモジュールに対して4台までチェーン接続する事が出来ます。これにより32のアサイン可能な出力を追加可能です。
CVx 1U Front Panel
CVxエキスパンダーのフロントパネルには、アサイン可能な8つの出力ジャックがあります。これらのジャックは、無償で配布されるIntellijel Configアプリを利用することで、MIDI信号から抽出可能なあらゆる種類の電圧を生成するよう設定する事ができます。
CVxをMIDI 1Uに接続するには、6ピンのI2Cコネクタを利用します。CVxエキスパンダーは、1台のMIDI 1Uに対して最大で4台までチェーン接続可能です。MIDI 1Uモジュール単体では最大で2つのモノフォニック・シンセ(2つのMIDIチャンネル)をコントロール出来ますが、1台または複数台のCVxをMIDI 1Uに接続する事で、コントロールできるシンセを最大で10(10のMIDIチャンネル)まで増やす事が可能です。
Connecting a CVx to a MIDI 1U
CVxをMIDI 1Uに接続するには、下記のように電源への接続も必要です。
- システムの電源を落とします。
- 付属する10ピン-16ピン電源ケーブルでシステムの電源コネクタと接続します。
- 付属する6ピン-6ピンのリボンケーブルでMIDI 1Uの6ピン・I2Cコネクタと接続します。
- CVxの背面のDIPスイッチを2つともDOWNの位置にセットします。
このDIPスイッチの設定により、MIDI 1UがCVxを’Expander 1’として識別します。これは複数台のCVxをチェーン接続する場合に重要です。
- システムの電源を投入します。
Connecting Multiple CVx to a MIDI 1U
下記のように、1台のMIDI 1Uに対して最大で4台のCVxエキスパンダーを接続する事で、ユーロラック・システムのためのパワフルなMIDI to CVコントローラーを構築できます。各CVxに装備された2つのI2Cコネクタを使用してチェーン接続し、各々のDIPスイッチで異なるアドレスを設定します。
- システムの電源を落とします。
- 付属する10ピン-16ピンの電源ケーブルで、各CVxの10ピン電源コネクターとシステムの電源を接続します。
- 付属する6ピン-6ピンのリボンケーブルでCVx #1のどちらか1つのI2CコネクターとMIDI 1Uの6ピン・I2Cコネクタと接続します。
- 下のイメージのようにCVxのDIPスイッチをセットし、個々のIDを割り当てます。
- CVx #1の残りのI2CコネクターとCVx #2のどちらか1つのI2Cコネクターを接続し、CVx #2のDIPスイッチをCVx #1で使用したものと異なるIDにセットします。
- 下の例では、CVx #1の両DIPスイッチはDOWNの位置であり’Expander 1’として識別され、CVx #2はスイッチ1がUPの位置で’Expander 2’として識別されています。
- 必要に応じて追加のCVxモジュールをチェーン接続し、各CVxのDIPスイッチを異なるIDにセットします。
- システムの電源を投入します。