MUSICAL FEATURES
Algoエキスパンダーは、Quad Operatorの全オペレーターとAR FM入力の5つのモジュレーション元から、モジュレーション先となる4つオペレーターへのモジュレーション量全て(Quad Operator右側の4×5のモジュレーション・マトリクスのパラメータ値)を3つのスロットのどれかに保存し、クロスフェードすることを可能にします。各スロットに保存される情報はクラシカルなFMシンセサイザーではアルゴリズムに対応する情報です。
A, B, Cの3つのスロットに加えて、現在のモジュレーション・マトリクスのノブ位置を意味するLiveスロットを備えており、この4つのスロットとクロスフェーダーを使うことで、本体上のノブ設定(Liveスロット)とプリセット設定(スロットA~C)の間を滑らかにクロスフェードしていくことが出来ます。
A, B, Cいずれかのボタンを長押しすると、LEDが2回点滅してスロットが保存されます。スロットのボタンを押すと、そのスロットの設定がクロスフェードの右に上書き配置され、もともと右にあったアルゴリズムは左に再配置されます。右と左は同じアルゴリズムでもかまいません。たとえば、Liveスロットを2回タップすればクロスフェーダーの左・右両方がLiveスロットなので、クロスフェーダーのどの位置でもモジュレーションマトリックスのノブ位置を反映した音になります。
上の状態からクロスフェーダーを左一杯にして、スロットAをタップすると左側のみがLiveスロット、右側がスロットAになり、その後クロスフェーダーを左から右にしていくとLiveスロットからスロットAの設定にスムーズに移行できます。次にもう一度Aをタップすると左も右もスロットAになるのでまたクロスフェーダーを左にし、その後Bをタップすると右がスロットBになるので今度はBにクロスフェードしていくことが出来ます。このようにすることで、任意のスロット間をクロスフェードできます。
Quad Operator本体との接続
写真のように15×2のピンヘッダー同士を接続してください。正しく接続できていれば、電源投入時にLiveスロットのLEDが点灯します。