MUSICAL FEATURES
Delay1022では非常に短いディレイを生み出す512段のBBD素子を2つまたは1つ使い、20Hz〜760Hz(1.3ミリ秒〜50ミリ秒)のディレイ時間が実現されます。このようなオーディオレートでディレイしている時、数ミリ秒以下の非常に短いシグナルを入れると、ディレイによって繰り返された波形を作り、音程のある音になります。Delay1022ではこのシンセシス方法をアナログBBD素子で実現し、暖かみのある弦やパーカッションに似たサウンドを作ることができます。1V/Oct入力では3~4オクターブに渡り音程を1V/Octでピッチコントロール可能です。
フィードバックが音色やディケイに大きく影響を与えます。1022外部でフィードバックを行うには、”FB Loop”スイッチを”Open”にし、Delay Out→In2とパッチします。この間に他のモジュールを挟むことで色々と実験も可能です
※アナログBBD素子を使っている為、出力からある程度のノイズは含まれますのでご注意ください。下のデモでもノイズが確認できます。内蔵フィルターで音色とノイズのバランスを取ってください。
※FMの為にTCVinなどにオーディオシグナルを入れると、そのシグナルも混ざって出力されますが、使用しているチップと回路による制約です。TCVinはオーディオレートでないCVを使用してください。